米メディア、米スポーツ界で“人種の壁”壊した偉人 ジョーダン、ウッズにイチローも選出
https://sportsbull.jp/p/180674/ 米スポーツ界で“人種の壁”を壊した一人にイチロー
昨シーズン、3000安打の金字塔に到達したマーリンズのイチロー外野手。
これまで1シーズン最多262安打をはじめ、10年連続で200安打以上とゴールドグラブ賞受賞など数々の偉業を成し遂げてきた。
今季でメジャー17年目を迎えた43歳は米国スポーツ界における“人種の壁”を壊した一人として選出されている。
米メディア「WTSP」電子版が報じている。このほど地元メディアは人種差別という社会問題が
存在するアメリカにおいて、スポーツで人種の壁を乗り越えてきたアスリートに注目。
「スポーツ界で破壊された15の人種の壁」との見出しで特集記事を組んだ。
このリストにはそうそうたる選手が並んでおり、アフリカ系アメリカ人で
20世紀初のメジャー・リーガーとなったジャッキー・ロビンソンや
バスケットボールの神様マイケル・ジョーダン、ゴルフ界のカリスマ、タイガー・ウッズらが名を連ねた。
その中、最後の15番目に登場するのがイチローだ。
寸評では「イチローがMLBに旋風を巻き起こす」との小見出しを掲載し、寸評では日本人外野手が打ち立てた偉業の一部を紹介。
「彼は日本人選手がメジャーリーグベースボールで輝けないという理論を否定した。
その結果として、多くのMLBの球団は多くの時間と金をアジアの野球界に投資することになったのだ」と評している。
今回の特集ではそのほか、1936年のベルリン五輪の男子100メートルなど4種目で金メダルを獲得したジェシー・オーエンス、
ボクシング元世界王者のモハメド・アリ、通算755本塁打を誇ったハンク・アーロン、
元NBAヒューストン・ロケッツ巨漢センターのヤオ・ミンらの偉業がクローズアップされている。
「スポーツ界で破壊された15の人種の壁」
1. (1945) アフリカ系アメリカ人で20世紀初のメジャー・リーガーとなったジャッキー・ロビンソン
2. (1936) 1936年のベルリン五輪の男子100メートルなど4種目で金メダルを獲得したジェシー・オーエンス
3. (1968) メキシコ五輪での黒人差別に抗議する黒手袋
4. (1964) プロボクシングのヘビー級王者、リングネームをカシアス・クレイからモハメド・アリに
5. (1966) 1966年にテキサスウェスタン大の男子バスケットボールが5人の黒人選手を先発で起用
6. (1995) 1995年にラグビー南アフリカ代表がワールドカップに出場
7. (1974) 1974年にハンク・アーロンがメジャーリーグの通算本塁打記録を更新
8. (1938) 1938年、プロボクシングでアフリカ系米国人のジョー・ルイスが、ドイツ人のマックス・シュメリングを破る
9. (1997) ゴルフでタイガー・ウッズがマスターズで優勝
10.(1908) 1908年、ジャック・ジョンソンがヘビー級で初の黒人チャンピオン
11.(1961) 1961年、大学アメフット最優秀選手のハイズマン賞にアーニ−・デービス選出
12.(1985) NBAのマイケル・ジョーダンがナイキと契約し、人気シューズ、エア・ジョーダンの発売開始
13.(2002) 中国人のヤオ・ミンがNBAドラフト全体1位でヒューストン・ロケッツに指名
14.(1956) アリシア・ギブソンがテニス界のジャッキー・ロビンソンとして活躍
15.(2002) 日本人のイチローがMLBに旋風を巻き起こし活躍
「米国内に肯定的な影響を及ぼしたアジアンスポーツスター」ランキング
http://goldsea.com/P...hletes/athletes.html We considered the Asians who have risen to the upper ranks of major sports,
and chose the 20 who have had the most positive impact on the American consciousness.
1位 イチロー(MLB/日本)
2位 ヤオ・ミン(NBA/中国)
3位 ダット・ウィン(NFL/ベトナム系)
4位 野茂英雄(MLB/日本)
5位 マイケル・チャン(テニス/台湾)
6位 ポール・カリヤ(NHL/日系)
7位 ミッシェル・クワン(フィギア/中国系)
8位 タイガー・ウッズ(ゴルフ/タイ系)
9位 朴セリ(ゴルフ/韓国)
10位 ティミー・チャン(NFL/中国系)