河瀬直美監督、新作で描く特別養子縁組と望まぬ妊娠 来年初夏公開「朝が来る」に永作博美ら出演
2019年11月22日 5時0分スポーツ報知
https://hochi.news/articles/20191121-OHT1T50244.html
「朝が来る」で共演した永作博美と井浦新
「朝が来る」に出演する(左上から)永作博美、井浦新、蒔田彩珠、浅田美代子、(左下から)中島ひろ子、平原テツ、駒井蓮、田中偉登、佐藤令旺
国際的に活躍する河瀬直美監督(50)の最新映画「朝が来る」(来年初夏公開)のメインキャストが明らかになった。永作博美(49)、井浦新(45)、蒔田彩珠(あじゅ、17)、浅田美代子(63)が出演する。
直木賞作家の辻村深月さんの小説が原作で、河瀬監督にとって初のサスペンス。実の子を授かることがかなわず、特別養子縁組で男の子を家族に迎えた夫婦と、中学生で妊娠し子を手放すこととなった幼い母が交錯することで動き出す運命を描く。
養子を迎え入れる妻・佐都子役の永作は、河瀬組の撮影を振り返り「いつ撮影は始まったのか…何が本当なのか…現場で一つになった心臓の音がいつもドックンドックン響いていた」とコメント。夫・清和役の井浦も「河瀬監督の現場は、どう芝居をするかではなく、どう“生きるか”が求められます。それができる環境を監督を始めスタッフの方々皆が徹底して作り上げてくれました」と手応えを語った。
望まぬ妊娠をしてしまった少女・ひかり役は昨年の報知映画賞新人賞を受賞した蒔田が演じる。難役にも「私がひかりの気持ちを背負うことで、ひかりを傷つけてしまうんじゃないかと不安にもなりましたが、撮影が進む中で、自分がひかりになったと感じた瞬間があり、とても強い心を持つことができました」と自信を見せた。
夫妻とひかりを引き合わせた人物・浅見役を演じる浅田は「河瀬組…正直怖かった。なぜなら河瀬監督には嘘(お芝居)は通用しないから。撮影期間中はずっと『浅見』で過ごした…そしてクランクアップ、『浅見』が私の中から出て行った時、新しい私が生まれた瞬間だった」と話した。
(おわり)
2019年11月22日 5時0分スポーツ報知
https://hochi.news/articles/20191121-OHT1T50244.html
「朝が来る」で共演した永作博美と井浦新
「朝が来る」に出演する(左上から)永作博美、井浦新、蒔田彩珠、浅田美代子、(左下から)中島ひろ子、平原テツ、駒井蓮、田中偉登、佐藤令旺
国際的に活躍する河瀬直美監督(50)の最新映画「朝が来る」(来年初夏公開)のメインキャストが明らかになった。永作博美(49)、井浦新(45)、蒔田彩珠(あじゅ、17)、浅田美代子(63)が出演する。
直木賞作家の辻村深月さんの小説が原作で、河瀬監督にとって初のサスペンス。実の子を授かることがかなわず、特別養子縁組で男の子を家族に迎えた夫婦と、中学生で妊娠し子を手放すこととなった幼い母が交錯することで動き出す運命を描く。
養子を迎え入れる妻・佐都子役の永作は、河瀬組の撮影を振り返り「いつ撮影は始まったのか…何が本当なのか…現場で一つになった心臓の音がいつもドックンドックン響いていた」とコメント。夫・清和役の井浦も「河瀬監督の現場は、どう芝居をするかではなく、どう“生きるか”が求められます。それができる環境を監督を始めスタッフの方々皆が徹底して作り上げてくれました」と手応えを語った。
望まぬ妊娠をしてしまった少女・ひかり役は昨年の報知映画賞新人賞を受賞した蒔田が演じる。難役にも「私がひかりの気持ちを背負うことで、ひかりを傷つけてしまうんじゃないかと不安にもなりましたが、撮影が進む中で、自分がひかりになったと感じた瞬間があり、とても強い心を持つことができました」と自信を見せた。
夫妻とひかりを引き合わせた人物・浅見役を演じる浅田は「河瀬組…正直怖かった。なぜなら河瀬監督には嘘(お芝居)は通用しないから。撮影期間中はずっと『浅見』で過ごした…そしてクランクアップ、『浅見』が私の中から出て行った時、新しい私が生まれた瞬間だった」と話した。
(おわり)