2019/11/18 13:19
https://www.yomiuri.co.jp/olympic/2020/20191118-OYT1T50138/
札幌市で行う2020年東京五輪のマラソンと競歩について、大会組織委員会と札幌市、北海道との第2回実務者会議が18日、同市内で行われた。会議は非公開で、終了後、組織委は、発着点をいずれも大通公園(札幌市中央区)とする案を示し、市や道と合意したことを明らかにした。12月初旬の国際オリンピック委員会(IOC)理事会での承認を目指す。
組織委の森泰夫・大会運営局次長は、発着点を同一にすれば、沿道警備の人員や競技に必要な施設・設備などを共有できる利点を強調した。会議では、コースに関し、マラソンは市中心部の約20キロを2周することを基本とし、競歩は札幌駅前通を南北に折り返し、20キロは往復1キロの直線を20往復、50キロは往復2キロを25往復する案が示された。
コース決定には国際統括団体のワールドアスレチックス(国際陸上競技連盟から改称)の了承が必要。マラソンコースについては、ワールドアスレチックスがより運営効率が高い6周程度の周回案を示している。
競技日程について組織委は、現行通り7月31日(男子20キロ競歩)から閉会式が行われる8月9日(男子マラソン)までの間に5種目を実施する方向でIOCと調整する方針。ただ、放送関係機関などからは8月7、8、9日に開催する案も示されている。
組織委と市、道は、月内にも第3回会議を開き、コース案や競技日程を協議する方針。
https://www.yomiuri.co.jp/olympic/2020/20191118-OYT1T50138/
札幌市で行う2020年東京五輪のマラソンと競歩について、大会組織委員会と札幌市、北海道との第2回実務者会議が18日、同市内で行われた。会議は非公開で、終了後、組織委は、発着点をいずれも大通公園(札幌市中央区)とする案を示し、市や道と合意したことを明らかにした。12月初旬の国際オリンピック委員会(IOC)理事会での承認を目指す。
組織委の森泰夫・大会運営局次長は、発着点を同一にすれば、沿道警備の人員や競技に必要な施設・設備などを共有できる利点を強調した。会議では、コースに関し、マラソンは市中心部の約20キロを2周することを基本とし、競歩は札幌駅前通を南北に折り返し、20キロは往復1キロの直線を20往復、50キロは往復2キロを25往復する案が示された。
コース決定には国際統括団体のワールドアスレチックス(国際陸上競技連盟から改称)の了承が必要。マラソンコースについては、ワールドアスレチックスがより運営効率が高い6周程度の周回案を示している。
競技日程について組織委は、現行通り7月31日(男子20キロ競歩)から閉会式が行われる8月9日(男子マラソン)までの間に5種目を実施する方向でIOCと調整する方針。ただ、放送関係機関などからは8月7、8、9日に開催する案も示されている。
組織委と市、道は、月内にも第3回会議を開き、コース案や競技日程を協議する方針。