ビジャレアル戦で待望のリーガ初ゴール 相手GKに「できることは何もなかった」
マジョルカの日本代表MF久保建英は現地時間10日、リーガ・エスパニョーラ第13節のビジャレアル戦に2試合連続で先発出場し、後半8分に得意の左足で強烈なミドルシュートを決めた。待望の移籍後初ゴールをスペイン紙「マルカ」も「ミサイル」と称して、歓喜の瞬間を速報した。
この日の久保はビジャレアルを相手に序盤から積極的なプレーを見せ、前半13分には左サイドを突破し鋭いフェイントでペナルティーエリアに侵入すると、相手選手に倒されてPKを獲得。さらに同22分には右サイドでの華麗なヒールパスから2本目のPK奪取を演出し、マジョルカは2点のリードをもって前半を折り返した。
後半4分に1点を返されるも、2-1で迎えた同8分、待望の瞬間が訪れる。ペナルティーエリア手前でボールを受けた久保が鋭いボディフェイントでシュートコースを生み出すと、そのまま左足を一閃。ゴール右隅に強烈な一撃を突き刺した。FW大久保嘉人、MF家長昭博に続き、マジョルカでゴールを記録した史上3人目の日本人選手となった。
スペイン紙「マルカ」電子版の試合速報では、移籍後初ゴールを含む3得点に絡んだ久保が称賛されている。
「素晴らしいゴール。(ビデオゲームの)FIFAではない。この日本人にとってマジョルカのユニフォームで初ゴールだ。タケ・クボにとってなんて素晴らしい試合だ! なんというミサイルだ! 彼はエリアの外からシュートを決めた。(ビジャレアルGK)アセンホにできることは何もなかった」
マジョルカは久保の活躍もあって3-1でビジャレアルを下し、4試合ぶりの白星。久保の鮮やかな一撃が勝利に花を添えた。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191110-00228297-soccermzw-socc