0001砂漠のマスカレード ★
2019/11/08(金) 19:00:47.31ID:twGnwrYY9日米のプロ野球へ挑戦する「ワールドトライアウト2019」(今月30日本選=神宮球場)の「監督」に起用されるなど、来年6月に執行猶予が明けることから、にわかに“球界復帰”に向けて動き出している。
これに巨人時代の同僚で、当時覚醒剤を譲り渡していた野村貴仁氏(50)は「なぜ執行猶予が明けるまで待てないのか」と憤激している。(山戸英州)
「そもそも清原さんはクスリ、本当にやめてるんですか? 野球界に復帰しようと慌てている風にしか見えない。これは、本人にも周りにも相当なリスクですよ」
おりしも、野村氏が夕刊フジの取材に応じた6日には、元五輪スノーボード男子代表の国母和宏容疑者が大麻取締法違反(営利目的輸入)の疑い、
元タレントの田代まさし容疑者が覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで、それぞれ逮捕された。
田代容疑者は同法違反容疑で4度目の逮捕で、更正の難しさをうかがわせた。
野村氏自身も、2006年に覚せい剤取締法違反で逮捕・起訴され、懲役1年6カ月、執行猶予3年の有罪判決を受けた。
16年の清原氏の逮捕を機に、現役時代に覚醒剤を渡していたことを明かしている。
「本当にクスリは怖いですから。僕の場合は(執行猶予が明けて)10年たったが、清原さんはまだ(執行猶予期間中)でしょ」と憤る。
清原氏は「トライアウト」の監督の他にも、今月17日に沖縄でPL学園高時代の後輩・立浪和義氏らとともに野球教室などに参加。
12月1日には都内で、清原氏の裁判に情状証人として出廷した佐々木主浩氏らと野球教室&トークショーに出席する予定がある。
「僕もそうでしたが、もうNPB(日本野球機構)への復帰は難しい。(来年6月に)執行猶予が明けるまで待てないんですかね。
1年もないんですよ。世間は今、清原さんを求めていない」
野村氏は自身の執行猶予中は「母親がいる高知の実家で引きこもっていました」。
当時はトラブル防止の観点から「警察から『飲酒したら自転車にも乗るなよ』とクギを刺されていた。それほど立場は弱い」という。
続けて「ワナにハメようと近づいてくる輩もいますから。元スーパースターだからって、何でもかんでも許されると思ったら大間違い」と語気を強めた。
トライアウトで監督を務めることについても「ある程度の力がある選手ならNPBのトライアウトを受ける。
何のために別ルートでそのような機会を設け、しかも清原さんに指揮を任せるのか。
売名したい主催者、野球界にしがみつきたい清原さんの利害関係が一致しただけで、他には何の意味も持たない」と一刀両断した。
というのも、野村氏は現役時代に巨人退団後、渡米して入団テストを受け米大リーグにたどり着いた経験がある。
「ハッキリ言います。アメリカンドリームなんて、ないよ。力の差はもちろん、人種差別もある。
それでもやりたいヤツは、海を渡ってやればいい。現実を自分の目で確かめられますから。国内で受験しても意味はない。
清原さんも下積みが長いわけでなく、苦労人の気持ちはなかなか理解し難いと思います。
そもそも、光る原石を見抜く力があるのか。国内外の球団スカウトの方が、よっぽど見る目があると思う」と疑問を呈した。
野村氏は現在、「三足のわらじ」を履いて生計を立てている。
出身地の高知で1年前からリフォームなどを手がける建築会社で働き、今年6月からは土地を借りて農業にも携わっている。
「これまでにお米、トウモロコシを栽培しましたが、動物に食われてしまい断念。その次に始めたサツマイモはいま200本ほどあり、
今月末に地元の小学生にイモ掘り体験をしてもらう」という。
来年は地元の名産しょうがに挑戦する予定だ。
それらの様子を動画投稿サイトにアップし「ユーチューバー」としても活動。「いろんな反応があって、それはそれでいいかなと」とうなずく。
https://news.livedoor.com/article/detail/17352304/
2019年11月8日 17時15分 ZAKZAK(夕刊フジ)