ジョージ・マイケルの未発表曲が公開。12月6日公開映画『ラスト・クリスマス』サントラにも収録Published on 11月 6, 2019
「Last Christmas」他、ワム!やソロ・キャリアを通して史上最高のポップ・ソングをいくつも世に送り出したジョージ・マイケルの未発表楽曲「This is How (We Want You to Get High)」が2019年11月6日より配信開始となった。これは海外では11月8日より、日本では12月6日から公開される、ジョージ・マイケルとワム!の音楽にインスパイアされた映画『ラスト・クリスマス』に提供されたものとなる。
「This is How (We Want You to Get High)」は、ジョージ・マイケルとジェームズ・ジャックマンによる共作、共同プロデュースの楽曲。2012年の早い時期に制作が始まり、その後ロンドンのエア・スタジオでのセッションで録音され、2015年の終わりにジョージにとって最後となった複数のレコーディング・セッションで仕上げられた。2012年以来、過去7年で初めて公開される彼のオリジナル曲だ。ジョージが一人で書いた歌詞には、彼のトレードマークである自虐的でひねくれたユーモアを交えながら社会の病を告発する、というスターの姿が映る。
高揚感があり、社会を意識したメッセージも有するこの曲は、映画『ラスト・クリスマス』のフィナーレにもってこいだ。ワム!の同名ヒット曲に着想を得たこの映画のサウンドトラックにはワム!の3曲とジョージ・マイケルのソロ・キャリアから12曲が収録される。監督のポール・フェイグはこの映画を「ジョージへのラブレター」と表現している。
映画の脚本に参加し、出演もしているアカデミー受賞女優エマ・トンプソンは、2013年春にノース・ロンドンにあったジョージの自宅を訪ね、脚本について思うところをじっくり話し合った。ジョージは彼女の主張を大いに気に入り賛同。女優兼脚本家として彼女は、2016年のクリスマス当日にジョージが急逝する以前に何パターンかの脚本を書き上げていたのだ。
2018年春、映画に使用する楽曲を巡って話し合いを重ねる中で、完成しながら発表されていなかったジョージ・マイケルの新曲を4曲、独占的に試聴する機を得たエマ・トンプソンは、すぐさま「This is How (We Want You to Get High)」と恋に落ちた。歌詞が映画の中核となるテーマと共鳴することに気づいたからだ。
映画『ラスト・クリスマス』は日本では12月6日(金)TOHOシネマズシャンテほかで全国公開。オリジナル・サウンドトラックは11月20日に発売される。
https://www.udiscovermusic.jp/new-releases/george-michael-this-is-how-we-want-you-to-get-high