[10.13 ルヴァン杯準決勝第2戦 札幌1-0G大阪 札幌ド]
「思い切って打ってみよう」――。試合前からそう思っていたという北海道コンサドーレ札幌FW鈴木武蔵は、豪快なミドルシュートを叩き込んでチームを史上初のルヴァン杯決勝へと導いた。
9日にG大阪のホームで行われた第1戦を1-2で落としていた札幌は、ホームの第2戦で1点が必要な状況で迎えた。
前半をスコアレスで折り返し、後半も得点が動かずに試合が進む中、後半31分に鈴木が大仕事をやってのける。
自陣センターサークル内でFWジェイからボールを受けると、迷うことなくドリブルを開始。
PA手前までボールを運ぶと、右足を振り抜いた。
勢い良く飛び出したボールはDF菅沼駿哉の股を抜くと、一直線にゴールネットに突き刺さって決勝点となるゴールが生まれた。
「前節は思い切りがなくシュートを振り切れなかった。思い切り打ってみようと思って試合に臨んだ結果、本当に良いコースに入って良かった」
試合後のインタビューでそう振り返った鈴木は、クラブ史上初の決勝進出に
「最高です。皆(サポーター)の頑張りがこの結果を導いたと思うので、決勝も皆さんとともに優勝してコンサドーレの歴史を変えたい」と、26日に行われる決勝戦に向けて意気込みを示した。
10/13(日) 15:26配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191013-43472738-gekisaka-socc