◆巨人12―4広島(29日・東京ドーム)
巨人が3回、6連打を含む打者15人で10点を奪う圧巻の攻撃で広島に連勝した。
この日、テレビ解説で東京Dを訪れた松井秀喜氏(45)=ヤンキースGM付特別アドバイザー=の前で“まな弟子”の岡本が右越えに3ラン。
丸も満塁弾をたたき込むなど、チーム4年ぶりの1イニング2ケタ得点で、エースの大瀬良を粉砕した。8月の月間勝ち越し(14勝10敗1分け)を決め、優勝マジックを2日連続で減らし18とした。
教えを守るように、岡本は軸足に体重を残しながら、豪快にバットを振り抜いた。大歓声に押されるように、打球は右翼席へ吸い込まれた。
2点リードで迎えた3回無死一、三塁。大瀬良の外角高めのカットボールを捉え、今季26号3ランを放った。
「最低でも外野フライという気持ちで打ちにいきましたが、最高の結果になりましたね! 逆方向にいいホームランになりました」。
2戦連発の一打が、4年ぶりの1イニング2ケタとなる10得点、30分超にも及ぶ猛攻を呼び込んだ。
この日は松井氏と高橋前監督がテレビのゲスト解説のため東京Dを訪れ、バックネット裏から試合を見つめていた。
昨年、松井氏には春季キャンプで下半身主導の打撃フォームを伝授してもらい、高橋前監督には第89代4番を託され、
史上最年少での3割・30本・100打点を達成したシーズン最終戦まで信頼して起用してもらった。
それだけに、試合前には「いい場面で打てるように頑張りたい。成長した姿を見せられたら」と宣言。
昨年は松井氏が来場した試合で二塁打を放っていたが、今年はさらに成長した姿を示す、有言実行の一打となった。
試合後、原監督が「見事だね。初球をライト方向にというのは精神的にも集中できていたでしょうね」
とたたえた一撃で、岡本は昨年8月の8本を超え、自己最多の月間9本目のアーチを記録。
その内の7本は5番に阿部が座った試合で生まれたものということもあり、
若き大砲は「阿部さんがいることで相手も意識するだろうし、僕自身も楽な気持ちで打席に立つことができる」と感謝する。
今季1号を打った4月3日の阪神戦(東京D)の試合後には、ユニホームのまま風呂場に直行し、「阿部さんがシャンパンをかけて祝福してくれました」と喜び合った。
巨人の4番を担ってきた偉大な先輩たちに支えられながら、背番号25も巨人の4番道を力強く突き進んでいる。
チームは快勝を収め、王者・広島との戦いで2カード連続勝ち越し。これで優勝マジックも18とし、自身の2年連続30本塁打もあと4本となった。
「マジックがついたことで気持ち的にも目標ができてイメージしやすい」。絶好調の4番が、最終盤の戦いでも力強い打撃でチームを勝利へ導いていく。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190830-00000040-sph-base
8/30(金) 6:06配信
巨人が3回、6連打を含む打者15人で10点を奪う圧巻の攻撃で広島に連勝した。
この日、テレビ解説で東京Dを訪れた松井秀喜氏(45)=ヤンキースGM付特別アドバイザー=の前で“まな弟子”の岡本が右越えに3ラン。
丸も満塁弾をたたき込むなど、チーム4年ぶりの1イニング2ケタ得点で、エースの大瀬良を粉砕した。8月の月間勝ち越し(14勝10敗1分け)を決め、優勝マジックを2日連続で減らし18とした。
教えを守るように、岡本は軸足に体重を残しながら、豪快にバットを振り抜いた。大歓声に押されるように、打球は右翼席へ吸い込まれた。
2点リードで迎えた3回無死一、三塁。大瀬良の外角高めのカットボールを捉え、今季26号3ランを放った。
「最低でも外野フライという気持ちで打ちにいきましたが、最高の結果になりましたね! 逆方向にいいホームランになりました」。
2戦連発の一打が、4年ぶりの1イニング2ケタとなる10得点、30分超にも及ぶ猛攻を呼び込んだ。
この日は松井氏と高橋前監督がテレビのゲスト解説のため東京Dを訪れ、バックネット裏から試合を見つめていた。
昨年、松井氏には春季キャンプで下半身主導の打撃フォームを伝授してもらい、高橋前監督には第89代4番を託され、
史上最年少での3割・30本・100打点を達成したシーズン最終戦まで信頼して起用してもらった。
それだけに、試合前には「いい場面で打てるように頑張りたい。成長した姿を見せられたら」と宣言。
昨年は松井氏が来場した試合で二塁打を放っていたが、今年はさらに成長した姿を示す、有言実行の一打となった。
試合後、原監督が「見事だね。初球をライト方向にというのは精神的にも集中できていたでしょうね」
とたたえた一撃で、岡本は昨年8月の8本を超え、自己最多の月間9本目のアーチを記録。
その内の7本は5番に阿部が座った試合で生まれたものということもあり、
若き大砲は「阿部さんがいることで相手も意識するだろうし、僕自身も楽な気持ちで打席に立つことができる」と感謝する。
今季1号を打った4月3日の阪神戦(東京D)の試合後には、ユニホームのまま風呂場に直行し、「阿部さんがシャンパンをかけて祝福してくれました」と喜び合った。
巨人の4番を担ってきた偉大な先輩たちに支えられながら、背番号25も巨人の4番道を力強く突き進んでいる。
チームは快勝を収め、王者・広島との戦いで2カード連続勝ち越し。これで優勝マジックも18とし、自身の2年連続30本塁打もあと4本となった。
「マジックがついたことで気持ち的にも目標ができてイメージしやすい」。絶好調の4番が、最終盤の戦いでも力強い打撃でチームを勝利へ導いていく。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190830-00000040-sph-base
8/30(金) 6:06配信