◆巨人6―2広島(28日・東京ドーム)
巨人が一発攻勢で天敵・広島を撃破した。2点を追う5回、亀井の適時打で23イニングぶりの得点を刻むと、坂本勇がビールの看板を直撃する特大の33号逆転2ラン。
27日の第1ラウンドで途中交代した主将が「不安一掃弾」で復活をアピールすると、岡本も25号ソロで続き一挙4点。
6回には亀井の12号2ランで突き放した。菅野が7回2失点で11勝目。投打の歯車がかみ合い、優勝マジックは19となった。
会心の一撃に、坂本勇は腹の底から雄たけびを上げた。すさまじい弾道で、打球は左翼席上部の看板に直撃した。5回。
亀井の適時打で1点差に迫り、なおも1死一塁。野村の初球、真ん中に入ってきたツーシームを打ち砕いた。9戦ぶりの一発はビールの看板にぶち当てる推定140メートル弾。
「今年一番完璧なホームランだったかな」。東京Dでの今季20発目は、キングタイの33号逆転2ランとなった。
下半身のコンディション不良とみられる中でも、試合では誰よりも輝きを放った。
前日27日の試合では、8回に一度守備に就きながら、途中交代を告げられていた。周囲には不安が漂ったが、この日の試合前練習では誰に聞かれても「大丈夫です」と繰り返した。
その胸中には「レギュラーで試合に出ている誰もが、責任感を持ってグラウンドに立っている。当たり前のこと」との思いがある。
言葉通り、2年連続2度目の看板直撃弾を含む2安打2打点1四球。
7回の守備で途中交代となったが、主将の活躍に原監督も「本人ができる、という状況だったもんですから。よしっ、行こうと。
今日は3打席、あの場面でグッド、ジョブというところです」と称賛した。
これでマジックは19となり、5年ぶりのリーグ優勝へ着実に歩みを進めているが、勇人は開幕前からある言葉を口にしてきた。「年が変われば、チームも変わる」。
リーグ優勝へのライバルは3連覇中の広島ではあるが、特別視することなく、自分たちの戦いを貫く重要性を説いていた。
「3連覇しているチームだから意識しながらにはなるけど、年が変われば、チームも変わる。
(自身は)3連覇をレギュラーとして経験しているけど、4連覇目がすごく難しいのも経験上、分かっている。
だから強いチームという認識を持ちすぎずに戦うことが大事」
2戦連続零封負けを喫して迎えた一戦。負ければマジックナンバーが消える恐れもある中、重苦しい雰囲気を払拭し、今年のチームを印象付ける攻撃で逆転勝ち。着実に勝負強いチームになっている。
お立ち台では、賞金100万円とビール1年分が贈呈されるため「ビールを飲み過ぎないようにコンディションを気にしながら頑張りたい」と笑みを浮かべ「
大事な戦いが続くので気を抜くことなくチーム一丸で目の前の試合を頑張っていきたい」と結んだ。戦い抜いた先に、最高の瞬間が待っている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190829-00000000-sph-base
8/29(木) 6:04配信
https://www.nikkansports.com/baseball/professional/score/2019/cl2019082801.html
試合スコア
巨人が一発攻勢で天敵・広島を撃破した。2点を追う5回、亀井の適時打で23イニングぶりの得点を刻むと、坂本勇がビールの看板を直撃する特大の33号逆転2ラン。
27日の第1ラウンドで途中交代した主将が「不安一掃弾」で復活をアピールすると、岡本も25号ソロで続き一挙4点。
6回には亀井の12号2ランで突き放した。菅野が7回2失点で11勝目。投打の歯車がかみ合い、優勝マジックは19となった。
会心の一撃に、坂本勇は腹の底から雄たけびを上げた。すさまじい弾道で、打球は左翼席上部の看板に直撃した。5回。
亀井の適時打で1点差に迫り、なおも1死一塁。野村の初球、真ん中に入ってきたツーシームを打ち砕いた。9戦ぶりの一発はビールの看板にぶち当てる推定140メートル弾。
「今年一番完璧なホームランだったかな」。東京Dでの今季20発目は、キングタイの33号逆転2ランとなった。
下半身のコンディション不良とみられる中でも、試合では誰よりも輝きを放った。
前日27日の試合では、8回に一度守備に就きながら、途中交代を告げられていた。周囲には不安が漂ったが、この日の試合前練習では誰に聞かれても「大丈夫です」と繰り返した。
その胸中には「レギュラーで試合に出ている誰もが、責任感を持ってグラウンドに立っている。当たり前のこと」との思いがある。
言葉通り、2年連続2度目の看板直撃弾を含む2安打2打点1四球。
7回の守備で途中交代となったが、主将の活躍に原監督も「本人ができる、という状況だったもんですから。よしっ、行こうと。
今日は3打席、あの場面でグッド、ジョブというところです」と称賛した。
これでマジックは19となり、5年ぶりのリーグ優勝へ着実に歩みを進めているが、勇人は開幕前からある言葉を口にしてきた。「年が変われば、チームも変わる」。
リーグ優勝へのライバルは3連覇中の広島ではあるが、特別視することなく、自分たちの戦いを貫く重要性を説いていた。
「3連覇しているチームだから意識しながらにはなるけど、年が変われば、チームも変わる。
(自身は)3連覇をレギュラーとして経験しているけど、4連覇目がすごく難しいのも経験上、分かっている。
だから強いチームという認識を持ちすぎずに戦うことが大事」
2戦連続零封負けを喫して迎えた一戦。負ければマジックナンバーが消える恐れもある中、重苦しい雰囲気を払拭し、今年のチームを印象付ける攻撃で逆転勝ち。着実に勝負強いチームになっている。
お立ち台では、賞金100万円とビール1年分が贈呈されるため「ビールを飲み過ぎないようにコンディションを気にしながら頑張りたい」と笑みを浮かべ「
大事な戦いが続くので気を抜くことなくチーム一丸で目の前の試合を頑張っていきたい」と結んだ。戦い抜いた先に、最高の瞬間が待っている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190829-00000000-sph-base
8/29(木) 6:04配信
https://www.nikkansports.com/baseball/professional/score/2019/cl2019082801.html
試合スコア
