体力の限界か!? 30日放送の情報バラエティー「とくダネ!」(フジテレビ系)で、レギュラー出演する笠井信輔アナウンサー(56)が、9月いっぱいで同局を退社してフリーになり、番組を卒業すると発表した。同アナはこの日、夏休み中で番組には出演していない。
10月からは、同番組の司会者で長年タッグを組んできた小倉智昭キャスター(72)を擁する芸能事務所「オールラウンド」に所属する。小倉は笠井アナに2年前ごろから相談を受けており、フリー転身をアドバイスしたという。
2016年10月14日に都内で行われたトークイベントで、笠井アナは「18年間(当時)もやっていると慣れてしまって。『アマタツ』のころに眠くなる。午前2時半起きだから、本番中に寝ちゃうこともある」と、本番中の“寝落ち”を赤裸々に告白している。
バブル入社でフジの“軽チャー路線”の王道を歩んできた笠井アナをめぐっては、ほかの発言者のコメントを聞いていなかったかのような、つながりのない発言や、番組中に存在感が消えることなどが話題になっていた。
そのため、この模様を報じた東スポWebの記事は、謎が解けたとして大きな反響を呼び、体力の限界がささやかれるようになった。当然、そうした声が笠井アナに届いていたようだ。後輩の伊藤利尋アナ(47)が存在感を増していったこともあり、番組に出続けることや転職について思いをめぐらせるようになったのかもしれない。
ただ、そうしたフジ黄金時代の余裕から、映画や鉄道などの趣味に精を出し、音楽好きの軽部真一アナ(56)とタッグを組み、玄人顔負けの知識を披露。移り変わりの激しい女子アナと違い、安定した人気を保っている。
当然、次は“盟友”の軽部アナの動向に注目が集まるが、同じ「とくダネ!」出身で、ニューヨーク勤務中の金銭問題をめぐって同局を退社した長谷川豊アナ(43)は、政治家を目指しながらも、相次ぐ舌禍問題で厳しい批判にさらされている。
また、やはり14年まで10年間「とくダネ!」に出演していた田中大貴アナ(39)は18年に同局を退社。オスカープロモーションに所属したが、「週刊文春」に女性トラブルからの契約解除を報じられ、今年7月から他事務所に所属している。
大先輩の山中秀樹アナ(60)も、フリー転身後の2012年に写真誌「FRIDAY」で不倫問題を暴露されており、以後は目立った活動ができなくなった。はたして、年収2000万円とも言われる超高給を捨ててまでフリーになるのが得策なのか。笠井アナの動向に注目だ。
https://news.livedoor.com/article/detail/16852662/
2019年7月30日 13時23分 東スポWeb