0001砂漠のマスカレード ★
2019/07/17(水) 07:11:17.92ID:FAMv6/ts9日本のプロ野球はレギュラーシーズンが終了してから、翌年の7月31日までトレードが可能だ。
そして今年の巨人は6月下旬から7月にかけて2回もトレードを発表。大きな反響を呼んでいる。
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1回目は6月26日、巨人の吉川光夫投手(31)、宇佐見真吾捕手(26)と、日本ハム・藤岡貴裕投手(29)、鍵谷陽平投手(28)の2対2の交換トレードが発表された。
サンケイスポーツは28日、連載「【矢野監督 必死のパッチトーク】」を掲載。
記者に巨人のトレードについて問われた阪神の矢野燿大監督(50)は、「またまた戦力すごいよなとは思う」と率直に語った。
だが、これで話が終わらない。7月7日には、巨人・和田恋外野手(23)と楽天・古川侑利投手(23)のトレードも発表された。
徹底して投手を獲得する姿勢に、まず驚かされる。
そして、これほど貪欲にトレードを行うためには、他球団が欲しがる評価の高い選手を“確保”しておく必要があることは言うまでもない。
それもこれも、選手層が極めて厚い巨人のなせる技だ。
巨人の吉川は今シーズン、開幕から8試合にリリーフ登板。
だが、防御率が9・95と不調で、2軍に降格されていた。
プロ入りから16年シーズンまで所属していた古巣の日本ハムに移籍すると、さっそく7月4日の西武戦に先発登板。
3回3失点で降板となったが、栗山英樹監督(58)は「ボールは本当に悪くなかった。球速以上に強さがある」と評価。
更に「リリーフで1イニングを投げるタイプではない」と巨人の起用法を否定するかのような発言もあった。
一方、活躍したのは宇佐見。こちらは7月2日の西武戦に出場すると3打席連続安打。プロ入り初の猛打賞を決めた。
日ハムファンに最高の“顔見せ”を行ったわけだ。
和田の場合は、日刊ゲンダイDIGITALが7月8日、「巨人“二軍の2冠王”和田恋の放出で…くすぶる選手たちの複雑胸中」を掲載した。
《昨季は二軍で打率.296、18本塁打、87打点で本塁打と打点の2冠》であっても、1軍に昇格できない状況を伝えた記事だった。
どうやら、「巨人の2軍選手は他球団なら1軍でも充分に通用する」と言えるようだ。
野球解説者の小田幸平氏も、自身が巨人の2軍でプレーした時期を振り返り、「巨人の2軍は昔も今もスケールが違います」と指摘する。
「『選手層が厚い』どころではありません。例えば私が2軍にいた時、1998年の前半戦で6完投、3完封で7勝をあげ、
オールスターにも出場した趙成ミンさん(1973〜2013)が、2軍の“先発ローテーション”の柱でした。
ファンも1軍レベルの試合が戦われることは知っていますから、川崎市のジャイアンツ球場は常に満員。
育成の場というよりは、貪欲に勝ちに行く采配が行われるなど、他球団の2軍とは何もかも違っていました」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190717-00571969-shincho-base
7/17(水) 6:00配信