吉本興業所属芸人の反社会的勢力との闇営業問題は、一向に収束を迎える気配がない。
多数の所属芸人が謹慎する中、NON STYLEの井上裕介が、「宮迫さん、(田村)亮さんが矢面に立つ勇気が必要だと思います。
記者会見をするのが一番なのかな」と、ピンチを乗り切る手段として自身の経験を伝授した。
井上といえば、2016年12月にタクシーとの接触事故を起こし逃走。
約3ヶ月半にわたり芸能活動を自粛し、処分が明けた17年3月には都内で会見を開き、涙ながらの謝罪と経緯説明を行った。
そんな井上だが、自信過剰でいい塩梅の“気持ち悪さ”が何気に興味をそそる存在のようだ。
そのキャラが害したのか、タレント・坂上忍のターゲットとなったのだ。
2013年12月放送の『ナカイの窓』(日本テレビ系)に出演した両者。円卓で隣同士であったが、番組序盤から坂上は「俺にあんまり話しかけないで」と露骨に井上を拒否した。
そして、『(坂上の)新人マネジャーが運転する時、小指を立てるのが許せない』というお題に対し、
井上が「小っさい!どうでもいい!」と呟いたのだ。すると、坂上は「小さくて悪かったな」と井上を睨みつけ、場の空気を一変させたという。
坂上は、過去に井上と東京・三軒茶屋で遭遇した話題を持ち出し、「ものすごく嫌な歩き方をしてる4人組がいた」という。
その中の井上は殺気をまき散らしながら粋がって歩いていたようだ。
坂上は「自分で(芸能人だと)バレようとして歩いてるだろ」と指摘。「“俺のことわかるでしょ”みたいな歩き方をしてる奴いるの、俺大っ嫌いなんだよ!」と罵声を浴びせた。
さらに、同行していた女優の安達祐実の元夫がスピードワゴン・井戸田潤であることから、井上は安達に「ねーさん、お世話になってま?す」と、チャラいあいさつを交わしたという。
腹を立てた坂上は、初対面の井上に「メンチ切った」と威嚇し、「ぶっ飛ばしてやろうと思ったの」と暴言を吐いた。
さすがに、井上には擁護の声が寄せられ、坂上は批判を浴びたようだ。
その後、井上には完全無視を貫いていたという坂上だが、「街(三軒茶屋)から出て行ってくれる!?」と住居の立ち退きを要求したという。
「井上は、『(坂上を)何とも思っていない。
むしろ次に会うのが楽しみです』と挑発したようだ。さらに、『僕のことをガンガンいじってもらって結構ですよ』と煽ったという」(芸能ライター)
だが、翌年6月放送の『シルシルミシルさんデー特別版』(テレビ朝日系)で共演した井上に坂上が謝罪。
番組内で井上が「坂上さんに愛されるには、今の家から引っ越さないと。その地区から出ていけという話です」と訴えた。自身の不徳を坂上に問うと、坂上は突如謝罪。
棒読み口調ながらも、まさかの対応に井上は仰天したのだ。
「あれは、完全なる“茶番”のようだ。毒舌がウリの坂上だけに、ネタの対象に世間から当たり障りのない井上をチョイスして、適当な理由を付けたのではないのか。
おかげで一時は、井上にもスポットが当てられた」(芸能関係者)
そして2016年12月、井上の事件を『バイキング』(フジテレビ系)でも取り上げ、得意げな坂上はごもっともな意見や、アドバイス述べたのだが、案の定、視聴者からはバッシングが。
何を隠そう坂上はかつて、飲酒運転した挙句、当て逃げの罪を犯し、現行犯逮捕された前科者である。
「泥酔した坂上は、運転する帰路で電柱に激突。ところが、その場を逃走しパトカーとカーチェイスの末、御用となった目撃談もある。
四半世紀経っても蒸し返される坂上だが、自身の過ちを堂々と棚に上げてしまうことが要因のようだ」(テレビ関係者)
坂上の怒りを買った井上だが、両者は芸能界でも数少ない、当て逃げの同罪同士の仲間である。
だが、坂上ももう少し温厚な態度で“後輩”の手本となるような行いが必要なのでは
http://dailynewsonline.jp/article/1923332/
2019.07.14 21:00 リアルライブ