0001鉄チーズ烏 ★
2019/06/25(火) 20:56:38.70ID:XegCqcW29妻に自殺されたレーシング・ドライバーのジャン・ルイ(ジャン=ルイ・トランティニャン)と夫を事故で亡くしたアンヌ(アヌーク・エーメ)の出会いを描いた第1作が、第19回カンヌ国際映画祭パルム・ドール(最高賞)、第39回アカデミー賞外国語映画賞を受賞し、恋愛映画の金字塔として知られる本シリーズ。その約21年後に公開された第2作では、2人の20年後の物語が描かれた。
『男と女II』以来、約33年ぶりに公開される第3作の舞台は、第1作から53年後。老人ホームで暮らすジャン・ルイはかつての記憶を失いかけており、その息子は父がかつて恋に落ちた女性アンヌを探す決心をする。
クロード・ルルーシュ監督は、6月20日から23日にかけて行われた「フランス映画祭 2019 横浜」の団長として来日。21日、本作がプレミア上映された。ルルーシュ監督はトークショーで「53年前に『男と女』を持って来日し、そして53年後にその映画のエピローグをもって日本に来ることは想像もしませんでした。この映画を見て頂けたら、私にとってどれほど重要なものかわかって頂けると思います」と本作への思いのたけを語った。
なお、本作のタイトルを“人生最良の日々”とした理由について、ルルーシュ監督は22日に早稲田大学で開催されたマスタークラスで言及。20歳の時に感銘を受けた、フランスの小説家ビクトル・ユゴーの言葉「人生最良の日々はまだ生きられていない」からの引用であることを明かし、「私はこれまで過去よりどんなに困難であっても、今生きている現在を愛し続けてきた」「未来はあまりにも大きな疑問符なため恐れてしまう。現在が一番単純明快であり、我々に属しているもの」と自身がこの言葉から受けた影響を話していた。(編集部・石井百合子)
2019年6月25日 9時05分
https://www.cinematoday.jp/news/N0109555