慰安婦問題をテーマにした映画「主戦場」に無許諾で出演させられたとして、「新しい歴史教科書をつくる会」の藤岡信勝副会長やタレントのケント・ギルバートさんら5人が19日、監督のミキ・デザキさんや配給会社に対し、上映中止と計1300万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。
映画は慰安婦問題に関するインタビューを編集したもので、4月から全国の映画館で公開されている。
原告側は「インタビューには、学術目的で協力した。商業映画への利用は知らされなかった」と主張。
映画の内容についても、「偏向した編集で、言葉の意味や文脈を無視しゆがめられた」などとしている。
記者会見した藤岡副会長は「発言を切り取られ、不当なレッテルを貼られた」などと訴えた。
デザキさんと配給会社は、連名で「訴状を読み適切に対応する。大切な作品で、一人でも多くの人に見てほしい」とのコメントを出した。
時事ドットコム 2019年06月19日17時16分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019061900970&g=soc
![【映画】慰安婦映画の上映中止を 「出演は無許諾」とケント・ギルバートさんら提訴/東京地裁 YouTube動画>3本 ->画像>5枚](https://www.jiji.com/news2/kiji_photos/201906/20190619at56S_p.jpg)