日本ハムのドラフト1位・吉田輝星投手(18)が8日、イースタン・リーグのロッテ戦(浦和)に先発し、4回0/3を無失点、4奪三振と好投した。
この日も持ち味の力強い直球を軸に攻め、プロ入り最速となる149キロを記録。初回、公式戦2度目の対戦となった先頭の藤原に左前打を許したものの、後続を落ち着いて打ち取った。
その後も4回まで毎回走者を背負いながら、毎回奪三振の力投。5回もマウンドに上がったが、先頭・柿沼に四球を与えたところで交代。77球と、予定されていた目安の球数80球に近づいたところで降板となった。
試合後、吉田輝は「直球で抑えられている実感はあり、自信になったが、一軍に上がるにはスライダーや直球以外で簡単にカウントを取らないといけない」と冷静に分析。それでも、そのスライダーに大きな収穫があったという。「(前回登板後から)曲げたいという意識が強くなりました。直球のイメージで、握りだけずらした投球をすることによって良くなったと思います」と手応えを口にした。
荒木二軍監督も「だいぶ落ち着いてきている。スライダーも良い方向に進んでいっているね」と評価。それでも「試合で多くスライダーを使えば早く覚えると思うが、優先順位はそこではない。昨夏の甲子園での直球に近づけるのが先。だいぶ近づいてきてるけどね」とあくまで目標は当初の予定通りであることを強調した。
次回登板は17日のDeNA戦(横須賀)を予定しているが、若干の蓄積疲労などが見えることから、翌日以降に変更になる可能性もあるとのこと。日々一歩ずつ一軍の舞台へと着実に歩を進めている。
2019年05月08日 18時22分
https://www.tokyo-sports.co.jp/baseball/npb/1387053/
この日も持ち味の力強い直球を軸に攻め、プロ入り最速となる149キロを記録。初回、公式戦2度目の対戦となった先頭の藤原に左前打を許したものの、後続を落ち着いて打ち取った。
その後も4回まで毎回走者を背負いながら、毎回奪三振の力投。5回もマウンドに上がったが、先頭・柿沼に四球を与えたところで交代。77球と、予定されていた目安の球数80球に近づいたところで降板となった。
試合後、吉田輝は「直球で抑えられている実感はあり、自信になったが、一軍に上がるにはスライダーや直球以外で簡単にカウントを取らないといけない」と冷静に分析。それでも、そのスライダーに大きな収穫があったという。「(前回登板後から)曲げたいという意識が強くなりました。直球のイメージで、握りだけずらした投球をすることによって良くなったと思います」と手応えを口にした。
荒木二軍監督も「だいぶ落ち着いてきている。スライダーも良い方向に進んでいっているね」と評価。それでも「試合で多くスライダーを使えば早く覚えると思うが、優先順位はそこではない。昨夏の甲子園での直球に近づけるのが先。だいぶ近づいてきてるけどね」とあくまで目標は当初の予定通りであることを強調した。
次回登板は17日のDeNA戦(横須賀)を予定しているが、若干の蓄積疲労などが見えることから、翌日以降に変更になる可能性もあるとのこと。日々一歩ずつ一軍の舞台へと着実に歩を進めている。
2019年05月08日 18時22分
https://www.tokyo-sports.co.jp/baseball/npb/1387053/