今シーズン限りでレスター・シティを去ると表明した岡崎慎司。現地時間2日に行なわれた前日会見で、同クラブのブレンダン・ロジャース監督も岡崎の退団を認めた。地元紙『Leicester Mercury』が報じている。
2015年にマインツから移籍したきて岡崎は、今年の6月いっぱいで契約が満了する。3月には本人がメディアを通じて、退団の意向を示していた。
ロジャース監督は会見で、岡崎と話し合ったうえでの結論であることを認め、このように語った。
「シンジ・オカザキは、クラブ史において“レジェンド”として名が残る。チャンピオンの経験を持つ彼は今シーズン終了後にクラブを去る。
数週間前にシンジと話をしたが、彼はどうやらストライカーとして戦いたいという意志が強く、ヨーロッパのどこかのクラブでプレーする機会を探すようだ。
レスターにおけるシンジの貢献は計り知れない。彼の笑顔、熱意、クオリティー……。この素晴らしいクラブの歴史の中で、貴重な役割を果たしたと考えている」
岡崎はレスターで「奇跡」と呼ばれた2015-16シーズンのプレミア優勝に貢献。だが、今シーズンは出場機会に恵まれず、まだ1ゴールも奪えていない。
「彼は最後まで、チームが可能な限り上位で終えられるようにチームをサポートしたいと考えてくれている。我々も彼に感謝の気持ちを示す機会を与えたいと思っているよ」
残されたゲームは残り2試合。岡崎にとってラストゲームとなるのは、12日に行なわれるホームのチェルシー戦だ。同紙によれば、この最終戦で地元サポーターに見送られて退団することになるようだ。
岡崎の新天地はどこになるのか――。注目が集まる。
5/3(金) 6:12 サッカーダイジェスト
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