4/25(木) 21:03配信
ボクシングWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は5月18日にスコットランド・グラスゴーで行われるワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)準決勝でIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)と対戦する。この試合を英国最大の衛星放送「スカイ・スポーツ」が生中継することが決定。「モンスターが爆発的なパワーを披露する」「恐るべきイノウエが卓越した才能をもたらす」と熱い視線が送られている。
WBSSセミファイナルで初の欧州上陸を果たす井上。プレミアリーグなどのコンテンツを展開している英国最大の衛星放送局「スカイ・スポーツ」で英国やスコットランドで生中継されることが決定した。
昨年5月には元WBA世界王者のジェイミー・マクドネル(英国)を、同10月のWBSS初戦では元WBAスーパー王者のフアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)をそれぞれ1ラウンドでノックアウトしている井上について、同局公式サイトでは「ナオヤ・モンスター・イノウエは彼の爆発的なパワーを披露することになる」と絶賛している。
そして、同局のボクシング責任者のアダム・スミス氏は「恐るべきナオヤ・イノウエと4階級王者のノニト・ドネアは世界戦で卓越した才能をもたらしてくれる」と高く評価し、大物プロモーターのエディ・ハーン氏も「パウンド・フォー・パウンドのスター、イノウエとロドリゲス戦は魅力的だ」と語っている。
前回のパヤノ戦は英国では放送権交渉が土壇場で決裂。英国ではWBSS公式サイト上でストリーミング放送する形となっていたが、戦慄の70秒KO劇はSNS上で繰り返し再生された。「The Monster」の異名通りの強さで欧米のボクシングファンから「最強パンチャー」としての評価を高めた。
ロドリゲス戦は英国最大のメガケーブルが放送し、米国ではスポーツチャンネル「DAZN」が中継することが発表されている。パヤノ戦は「4億世帯が視聴した」とWBSSのプロモーター、カレ・ザワーランド氏が語っていたが、ロドリゲス戦ではさらに上回るファンがモンスターの衝撃を目撃することになりかもしれない。
THE ANSWER編集部
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