前イラン代表の指揮官であるケイロス監督にとっては、アジアカップ2019からの再戦で、コロンビアの指揮官として初陣を迎えた。試合は65分にドゥバン・サパタが冨安健洋のハンドを誘ってPKを獲得すると、
ラダメル・ファルカオが先制点を記録。その後、オープンな試合で両チームにチャンスがあった中、コロンビアがリードを保ちきった。
敵地で白星発進とした試合後、ケイロス監督は「今日の試合をしたことでコロンビアにとっていろんなものが見えてきました。これから目的に向かって長い間、仕事をしていかなければけませんが、いくつかの課題が見えて良かったです。
日本とコロンビア、両方にとって重要な試合でした」とコメント。続けて、「前半はとても組織的にやってくれました。後半はリードできたので、監督として出来に満足しています」と口にし、実りある試合になったことに加えて勝利できたことに満足感を示した。
試合内容について、ケイロス監督は「我々は日本を分析してきて、彼らの特徴はわかっていました。アジリティ、スピード、技術レベルが高いことは知っていました」と、日本を最大限警戒して準備してきたことを強調。
また、「テーマとして縦パスを簡単に通させないようにしました。後半は、日本のフラストレーションが溜まったタイミングで、こちらが裏のスペースを使ったりして、攻撃的にできました。
簡単に言うと、前半は日本に仕事をさせないこと、後半は日本が疲れてきた時に攻めに出たということです」と、ある程度狙い通りに試合を進めることができたことが勝因であると語った。
さらに、ケイロス監督は「日本と試合ができてありがたかった。ポイントは、日本の中盤がものすごく技術レベルが高く、トラブルを作ってくれたこと。いい経験になりました」と、日本とアウェーで対戦することがチーム力アップにつながったと感謝。
「日本はものすごく強くて、ボールコントロールもゲームの質も高い。その中でやってくれたのは良かったです」と最後まで日本を高く評価していた。
3/22(金) 22:08配信 GOAL
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