野球日本代表「侍ジャパン」の稲葉篤紀監督(46)が11日、2020年の東京五輪に向け、現在の心境を明かした。
野球競技が実施された08年北京五輪に稲葉監督は選手として出場したが、4位に終わった。
五輪経験者として「五輪の借りを五輪で早く返したいという気持ちと、その準備段階として500日で足りるのかという不安がある」と本音を吐露した。
若いメンバーで戦った9、10日のメキシコ戦(京セラ)は1勝1敗。
“忘れ物”を取りに行く夢舞台へ、残る500日のテーマは『結束力』だ。
「集合する回数も限られる中で、どれだけ結束力を高められるか」。
米大リーグ球団に所属する選手の参加は不透明で、今オフの米移籍や故障者など、流動的な状況。
その中でもベストの選手選考と采配が、指揮官には求められている。
「目標を達成すべく、残り500日を全力疾走する」。悲願の金メダルへ、稲葉ジャパンは熱く突き進む。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190312-00000000-sanspo-base
3/12(火) 7:00配信