フリーアナウンサー、徳光和夫(77)が9日、ニッポン放送「徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー」(土曜前5・0)に生出演。
米東部時間7日に死去したプロレスラー、ザ・デストロイヤー(本名リチャード・ベイヤー)さん(享年88)を悼んだ。
徳光は「盟友の桜が散るというか。散る桜 咲いた桜も 散る桜」と切り出すと、「デストロイヤーが亡くなりました」と静かに語った。
「この番組にも出ていただきまして」と懐かしみながら、「初のマスクマンで世界チャンピオンになった方で。
プロスポーツ選手としては日本で勲章を受賞した人で、めずらしいケースだと思います」と故人をしのんだ。
1970年代、日本テレビのバラエティー「金曜10時!うわさのチャンネル!!」で共演した際には「足4の字固めをかけられまして」と、
技をかけられた徳光が苦しみながらもマイクを離さず実況し、デストロイヤーさんがさらに力を込めると、
実況が文句へと変わり、共演者らを大笑いさせていた当時を振り返った。
芸人さんたちは痛いフリができるのだからと前置きをし、「ところが私は実況中継をすぐそばでしている役だった。
私に4の字をかけた時、デストロイヤーが『本物の4の字を分からせてやる』と言ってギュッと締めたんですよ。これが本当に痛くて。
くるぶしとひざの内側にくるキーンとした激痛。ももの内側と臀部(でんぶ)に至るドーンとした鈍い痛みに襲われまして」と明かした。
そして「デストロイヤーの訃報を知る1時間くらい前に、臀部が本当に痛くなった。
まさに、4の字固めをかけられている時のような痛みだった。いまだに痛みが消えていない」と、不思議な体験が自身に起きたことを明かした。
最後は「いろんなニュースを見ながら断片的に頭に浮かべて、これからご供養に入ろうかなと思っている」と話していた。
http://news.livedoor.com/article/detail/16133386/
2019年3月9日 12時29分 サンケイスポーツ