日本高野連が20日、投手の球数制限について、専門家を交えた有識者会議を発足させることを決めた。高校球界だけでなく、プロ野球や米大リーグなどからもさまざまな声が聞かれた。
早実高(東京)のエースとして、2006年夏の甲子園大会で948球を投じて優勝した日本ハムの斎藤佑樹投手「議論されるのはいいこと。世の流れに左右されるのではなく、高野連のかじ取りに期待している」と語った。
横浜高(神奈川)で松坂大輔投手(中日)らを育てた渡辺元智前監督は「球数制限を導入するのであれば、足並みをそろえるべきだし、科学的な裏付けも必要。今回の日本高野連の判断は、まさにその通りだと思う」と歓迎。選手のけがを防ぐ対策は必要だとした上で「若い世代の野球人口を増やすためにも、どのような手法があるのかを含めて、幅広い議論をしてほしい」と期待した。
米大リーグ、ドジャースの前田健太投手は「高校生は自分では(球数を)制限できない。大人が制限を設けてあげるということは大事なことだと思う」。PL学園高(大阪)時代に勝ちたいあまり痛みを押して連投した経験などを踏まえて話した。右肘故障からの復活を期すカブスのダルビッシュ有投手は「何でも挑戦した方が絶対にいい。新しいことを取り入れないと、球界自体も活性化していかない」と語った。
https://www.sankei.com/sports/news/190220/spo1902200040-n1.html
早実高(東京)のエースとして、2006年夏の甲子園大会で948球を投じて優勝した日本ハムの斎藤佑樹投手「議論されるのはいいこと。世の流れに左右されるのではなく、高野連のかじ取りに期待している」と語った。
横浜高(神奈川)で松坂大輔投手(中日)らを育てた渡辺元智前監督は「球数制限を導入するのであれば、足並みをそろえるべきだし、科学的な裏付けも必要。今回の日本高野連の判断は、まさにその通りだと思う」と歓迎。選手のけがを防ぐ対策は必要だとした上で「若い世代の野球人口を増やすためにも、どのような手法があるのかを含めて、幅広い議論をしてほしい」と期待した。
米大リーグ、ドジャースの前田健太投手は「高校生は自分では(球数を)制限できない。大人が制限を設けてあげるということは大事なことだと思う」。PL学園高(大阪)時代に勝ちたいあまり痛みを押して連投した経験などを踏まえて話した。右肘故障からの復活を期すカブスのダルビッシュ有投手は「何でも挑戦した方が絶対にいい。新しいことを取り入れないと、球界自体も活性化していかない」と語った。
https://www.sankei.com/sports/news/190220/spo1902200040-n1.html