2009年に薬物の過剰投与のため50歳で死去した米ポップ歌手、マイケル・ジャクソンさんの遺族は28日、ジャクソンさんが子どもに性的虐待を行ったとする新たなドキュメンタリーについて、「公開リンチ」だとして非難した。またジャクソンさんは「100%無実」だとした。
ドキュメンタリー「Leaving Neverland」は、7歳と10歳だった当時からジャクソンさんから性的虐待を受けたと主張する30代男性2人の経験に焦点を合わせたもので、2人のインタビューが含まれている。
同作は25日にサンダンス映画祭で上映され、バラエティーなど複数のメディアによると、スタンディングオベーションを受けた。今春にはケーブルテレビHBOと英テレビ「チャンネル4」で放映される予定。
ジャクソンさんの遺族は声明で、ジャクソンさんと共に時間を過ごし、優しさや寛容さを感じた何百人の家族や友人の言葉よりも、2人のうそつきの言葉をメディアが何の物的証拠もなく信じていることに激しい怒りを感じる、と非難。「この公開リンチが続く中、ただ傍観していることはできない」と付け加えた。
ジャクソンさんの遺産管理団体もドキュメンタリーについて「あからさまに一方的」だとして批判している。
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