将棋の最年少棋士・藤井聡太七段(16)が24日、大阪市内の関西将棋会館で指された第32期竜王戦4組ランキング戦の1回戦で
村田智弘六段(37)に126手で勝利。連勝を今期自己最多タイの9に伸ばした。
前期に羽生善治九段(48)を破ってタイトル奪取した広瀬章人竜王(32)への挑戦権をかけた戦いの初戦。中盤まで激しくせめぎ合ったが
終盤にリードを一気に広げ、そのまま寄せきった。
これで今年度成績は36勝6敗。勝率も0.857(24日現在)とし、ランキング1位の座を死守した。年度末までまだ2カ月あるが、
1967年度に中原誠十六世名人(71)が樹立した歴代1位の勝率0.8545(47勝8敗)を51年ぶりに更新する期待の声も徐々に出始めている。
次局は30日、棋王戦ブロック別予選の準々決勝で中村亮介六段(33)と対戦する。
スポニチ
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