リング誌「2、3月の準決勝は実現しない」、日程は今月末に発表される見込み
ボクシングのWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)が勝ち上がり、日本でも大きな盛り上がりを見せているワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)。
大会3階級の準決勝は3月までの開催が見込まれていたが、米ボクシング専門誌「ザ・リング」は
「最短で4月開催」とレポート。当初よりずれ込む見込みで、形式も各階級ごとにダブルヘッダーが浮上しているという。
「WBSS準決勝は3つのダブルヘッダーで前進。4月開催も」と特集したのは「ボクシングの聖書」と呼ばれるリング誌の電子版だった。
大会の株主同士が出資比率を巡り、対立を深めた結果、打ち切り危機に直面していると報じた後、事態改善をレポートしていた同誌。しかし、準決勝の開催時期は大幅に遅れるという。
「ファイターは2月か3月に準決勝を行う契約書を結んでいたが、それは実現しないだろう。その代わり、主催者側は最短で4月開催を視野に入れている」
今回の記事では、このようにレポート。形式はスーパーライト級、クルーザー級、そして、
井上も登場するバンタム級と3階級それぞれ準決勝2試合を同日にダブルヘッダーで行い、日程は今月末に発表される見込みとも報じている。
スーパーライト級は5月開催へ、「問題は片付いているように見える」と言及
問題は開催日だ。記事によると、スーパーライト級の2試合は5月11日か18日にスコットランドのグラスゴー開催を進めているという。
バンタム級については言及されていないが、5月に準決勝が開催された場合、当初の予定よりも2か月の遅れ。
井上は昨年10月7日に行われた初戦フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)戦の70秒KO劇から7か月間隔が空くことになる。
「問題が起きても驚きはない。だが、幸運なことに、このスポーツにおける問題は今のところ、片付いているように見える」と記事では言及。
井上はIBF世界王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)と相まみえる。ファン待望のモンスターの統一戦は、ゆっくりと実現に進んでいるようだ。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190113-00048884-theanswer-fight
1/13(日) 12:30配信