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2018/12/08(土) 17:35:45.14ID:CAP_USER9写真 ジュビロ磐田の名波監督
ジュビロ磐田のレジェンドである名波浩監督にとって、自らの信念を変えてでもつかんだJ1残留は、サポーターへの謝罪を口にするというものになった。J1参入プレーオフ決定戦、東京ヴェルディとの一戦は2-0で勝利してクラブ2度目のJ2降格を阻止したものの、今週の練習を全て非公開にしたことを「申し訳ない」と口にした。
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「ほっとしてますけど我々は勝ち上がったのではなく、残留争いに足を踏み入れた。こういうゲームをしなければならない。終わってからは難しい1週間でした。選手たちはシーズン通して前を向いてくれた」
試合後のフラッシュインタビューで名波監督はこう振り返った。
J1最終節で川崎フロンターレ相手に試合終了間際に逆転負けし、13位から16位へと転落した磐田。まさかのプレーオフ行きとなったが名波監督は大一番で勝負手を打った、日本代表FW川又堅碁、MF中村俊輔をベンチに置き、小川を抜擢して1トップ。FW大久保嘉人はシャドーの位置に入り、怪我で長期欠場していたMFアダイウトンが9カ月ぶりの実戦ながらスタメン起用という勝負に出た。
この起用、そして名波監督が講じた戦略が奏功した。前半40分に小川が裏抜けからPKを獲得し、その小川が先制点をゲット。また東京Vのビルドアップを前線からの積極的なプレスで封殺し、後半37分のMF田口泰士の直接FK弾で試合を決定づけ、残留を決めた。
・就任後公開してきた練習を非公開にして決戦へ「誰かを締め出そうとしたわけではない」
就任以降、名波監督は磐田の練習を公開していたが、最終節後は完全非公開にした。それについて触れられると、歴戦のゲームメーカーらしい言葉を口にした。
「誰かを締め出そうとしたわけではないですし、大した理由はないです。サポーターに見てもらうのがプロアスリートの価値です。その機会を奪ってしまったのは申し訳ないと思っていますが、来年につなげていきたい」
指揮官はそれと同時に「25年の歴史の中で(勝ち点)41での残留争いで、難しいシーズンでした。ただ10、30、50年後になれば、勝ち点45でこういった状況があるかもしれない。ギリギリで残った経験を得ましたし、ここからクラブを変えていければと思っています」とも語った。
悲劇を阻止したサックスブルーは、ここから2019年シーズンのJ1での逆襲に挑むことになる。
12/8(土) 16:32 フットボールゾーン
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