フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ最終第6戦のフランス杯は23日、フランス・グルノーブルで開幕する。
22日は公式練習があり、大会に出場する本田真凜(JAL)が「好きな氷。いい感覚で練習できた」と好感触を口にした。
約40分間、じっくりとリンクの感触を確かめると、取材エリアにやってきた本田は笑みを浮かべた。理由は、体の充実にある。
「この1カ月で体重管理も、すごくしっかりできたと思う。あとは自分に自信を持って滑るだけ」
今春から米国に拠点を移し、世界のトップスケーターを育てているラファエル・アルトゥニアン・コーチに師事している。
「陸上トレーニングの量が増えた。最初は筋肉が増えて、ジャンプが重い感じでなかなかうまくできなかった」。
10月にあったスケートアメリカでは、ショートプログラム(SP)は4位と踏ん張ったが、フリーで崩れて総合8位だった。
今大会に向けては、「だいぶジャンプも軽くなっていい感じ。スケーティングも、前はフワフワした感じがあって。
軸が保てていなかった」。身につけた筋肉を、ようやく使いこなせるようになってきた。
GPファイナルへの進出は厳しいが、「自己ベストを(SP、フリー)の両方で出せるように頑張りたい」と話した。
本田は女子SP5番滑走。日本時間24日午前3時8分ごろ登場する。
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11/23(金) 5:05配信