伊藤は7月28日に米フロリダ州で行われた王座決定戦でクリストファー・ディアス(プエルトリコ)に大差の判定勝ちを収め、WBO世界スーパーフェザー級王者となったニュースター。米国での世界王座獲得は日本人37年ぶりの快挙で、今回は指名挑戦者を迎えて凱旋防衛戦となる。また、現役日本人世界王者最多の4度の防衛に成功している拳四朗は5月にガニガン・ロペス(メキシコ)、10月にミラン・メリンド(フィリピン)をいずれもKOで破っており、今年3度目の防衛戦でもKO防衛を目指す。
3階級制覇のWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)の弟で、プロ12戦全勝(3KO)の拓真は世界初挑戦。16年12月に当時のWBO世界バンタム級王者マーロン・タパレス(フィリピン)への挑戦が決まったものの右拳の負傷で中止となっており、丸2年を懸けて世界戦実現へこぎつけた。WBC世界バンタム級王座は同級1位ノルディ・ウーバーリ(フランス)と同級3位ラウシー・ウォーレン(米国)による王座決定戦の開催が決まらず、WBCは年内に試合が実現しない場合は井上―ペッチを暫定王座決定戦から王座決定戦に“格上げ”する見込みだ。兄弟世界王者となれば亀田3兄弟に次いで国内では2例目となる。
11/7(水) 13:00配信 スポニチ
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