新垣結衣と松田龍平がダブル主演を務める『獣になれない私たち』(日本テレビ系)。同ドラマは、'16年に放送されて大ヒットとなったドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)を手がけた野木亜紀子のオリジナル脚本。
「新垣さんが演じるのは、周りに気を遣い自分の本音を隠しながら生きている会社員の役。一方、松田さんが演じる会計士の役は人当たりがよく世渡り上手だが、本当は誰のことも信頼していない毒舌男。ビアバーで出会った2人を軸に大人の恋愛を描いています」(テレビ誌ライター)
新垣×野木の『逃げ恥』タッグに期待が高まっていたが、視聴率はいまひとつ……。
パワハラPの不在で……
「TBS局内では“ヒットしないだろう”と囁かれていました。理由は、新垣さんのかわいさを見いだした『逃げ恥』『恋空』の名物プロデューサー・N氏が手がけていないから。彼のガッキー推しは有名で、現場では新垣さんをかわいく撮るためにスタッフをドヤしながら撮影していました。
人気番組の出演者が勢ぞろいするTBSの大型クイズ番組『オールスター感謝祭』を見学に来た際も、“ガッキーのカメラ割りが少ない”と言って、勝手に指示出しをしていたそうです。結局、N氏は今年7月にパワハラで異動したらしいんですが……」(テレビ局関係者)
当の新垣と松田はそんな下馬評もどこ吹く風で、相変わらずのマイペースだとか。
「スタジオではなくロケ撮影をよくしているため、現場にファンが集まることも。ある日“キャー!”と大きな悲鳴が上がったんです。何事かとスタッフが駆けつけたところ、役者たちの周りを大きな蜂が飛んでいました。
でも、ガッキーと松田さんだけは何事もなかったかのように静かに座ったままでしたね」(制作会社スタッフ)
クールな2人だが、現場では和気あいあいのようで─。
「ガッキーは人見知りなので現場でもなかなか溶け込めないタイプ。でも、お子さんのいる松田さんや元恋人役の田中圭さんの“家族”話には興味津々で、目を輝かせて聞いていますよ。
彼女は背が高いので、背が低い男性が相手役だと、立ち位置や芝居に気を遣ってしまうんですが、松田さんも田中さんも背が高いから、現場でのびのびしています。
ヒールの高い靴をはけるのも、うれしいみたいですね」(同・制作会社スタッフ)
“パワハラ”で推されなくたって、こんなウキウキできる現場なら、視聴者も逃げずにガッキーの顔も立つ!?
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