Box Office Mojoが発表した情報によると、北米で先週末公開された、ホラー映画『ハロウィン』(78)のシリーズ第11作となる最新作『Halloween(原題)』の公開週末の全米週末興行収入が7622万ドル(約84億円)を記録し首位デビュー。
本作は、女性が主役のホラー映画としても史上最高の週末興収を記録した。また、2周目の週末となった26〜28日も、3日間で3200万ドル(約35億円)を記録し、累計興行収入は1億2670万ドル(約140億円)に到達している。
新作『Halloween(原題)』は、1978年のオリジナル版『ハロウィン』の続編で、ヒロインのローリー・ストロードを演じた女優、ジェイミー・リー・カーティス(59)が再び主演している。
本作は、55歳以上の女優が主人公の作品としても、過去最高の公開週末興収を記録したことで注目が集まっている。
ストーリーは、第1作の40年後を舞台に、精神病棟から搬送されている間にマイケル・マイヤーズが脱出してしまうことから始まる。過去がトラウマになっていたローリーは、疎遠の娘カレンと愛孫を脅威から守るため、再び立ち上がる…という内容。
根強いファンベースが存在するホラー・ジャンルは、ファンの心をつかめば大ヒットするものの、続編やリメイクで観客を落胆させて、失敗に終わった作品が数多く存在する。本作を企画したミラマックスは、『ハロウィン』の続編の成功のために、『ゲット・アウト』(17)や『スプリット』(16)といった人気ホラー映画を発信する製作会社のブラムハウス・プロダクションズと、共同製作をすることを決定した。
米Deadlineによると、ブラムハウス・プロダクションズのジェイソン・ブラムは、ホラー映画の続編の製作をする際は、必ず原作の製作者に参加してもらうことを重視しているそうで、直々に原作のジョン・カーペンター監督に参加を懇願したそうだ。
結果、カーペンターは本作に、製作総指者とクリエイティブ・コンサルタントとしてだけでなく、映画音楽家の息子とともに作曲家としても参加している。
本作のメガホンを握ることになったのは『スモーキング・ハイ』(08)や『セルフィッシュ・サマー』(13)、『ボストン ストロング 〜ダメな僕だから英雄になれた〜』(17)で知られるデヴィッド・ゴードン・グリーン監督。ホラー監督でない彼を監督に抜擢したのも、ブラムハウスの工夫だ。
例として、ブラムハウスが製作し大ヒットした『ゲット・アウト』のジョーダン・ピール監督は、元々はコント劇で知られるコメディアンだ。また、本作の脚本はグリーン監督が、コメディ俳優として知られるダニー・マクブライドと共同執筆している。このようにジャンルに縛られず、斬新な感覚を持つクリエイター達に指揮をとらせることで映画の成功を試みたようだ。
ブラムハウス・プロダクションズは観客の求める映画の追求を徹底していることでも知られており、『ゲット・アウト』を製作した際は、テスト試写の際のファンの意見を反映させて、エンディングを大幅に変更し、撮影をし直した。
本作も、テスト試写の観客のリアクションをうけて、およそ500万ドルをかけて追加撮影と修正を行なったそうだ。
映画界でパワーアップする女性の存在を強調し、徹底した製作スタイルで作られた現代版ホラー・クラシックの『Halloween(原題)』に、ぜひ注目してほしい。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181029-00166864-mvwalk-movi
本作は、女性が主役のホラー映画としても史上最高の週末興収を記録した。また、2周目の週末となった26〜28日も、3日間で3200万ドル(約35億円)を記録し、累計興行収入は1億2670万ドル(約140億円)に到達している。
新作『Halloween(原題)』は、1978年のオリジナル版『ハロウィン』の続編で、ヒロインのローリー・ストロードを演じた女優、ジェイミー・リー・カーティス(59)が再び主演している。
本作は、55歳以上の女優が主人公の作品としても、過去最高の公開週末興収を記録したことで注目が集まっている。
ストーリーは、第1作の40年後を舞台に、精神病棟から搬送されている間にマイケル・マイヤーズが脱出してしまうことから始まる。過去がトラウマになっていたローリーは、疎遠の娘カレンと愛孫を脅威から守るため、再び立ち上がる…という内容。
根強いファンベースが存在するホラー・ジャンルは、ファンの心をつかめば大ヒットするものの、続編やリメイクで観客を落胆させて、失敗に終わった作品が数多く存在する。本作を企画したミラマックスは、『ハロウィン』の続編の成功のために、『ゲット・アウト』(17)や『スプリット』(16)といった人気ホラー映画を発信する製作会社のブラムハウス・プロダクションズと、共同製作をすることを決定した。
米Deadlineによると、ブラムハウス・プロダクションズのジェイソン・ブラムは、ホラー映画の続編の製作をする際は、必ず原作の製作者に参加してもらうことを重視しているそうで、直々に原作のジョン・カーペンター監督に参加を懇願したそうだ。
結果、カーペンターは本作に、製作総指者とクリエイティブ・コンサルタントとしてだけでなく、映画音楽家の息子とともに作曲家としても参加している。
本作のメガホンを握ることになったのは『スモーキング・ハイ』(08)や『セルフィッシュ・サマー』(13)、『ボストン ストロング 〜ダメな僕だから英雄になれた〜』(17)で知られるデヴィッド・ゴードン・グリーン監督。ホラー監督でない彼を監督に抜擢したのも、ブラムハウスの工夫だ。
例として、ブラムハウスが製作し大ヒットした『ゲット・アウト』のジョーダン・ピール監督は、元々はコント劇で知られるコメディアンだ。また、本作の脚本はグリーン監督が、コメディ俳優として知られるダニー・マクブライドと共同執筆している。このようにジャンルに縛られず、斬新な感覚を持つクリエイター達に指揮をとらせることで映画の成功を試みたようだ。
ブラムハウス・プロダクションズは観客の求める映画の追求を徹底していることでも知られており、『ゲット・アウト』を製作した際は、テスト試写の際のファンの意見を反映させて、エンディングを大幅に変更し、撮影をし直した。
本作も、テスト試写の観客のリアクションをうけて、およそ500万ドルをかけて追加撮影と修正を行なったそうだ。
映画界でパワーアップする女性の存在を強調し、徹底した製作スタイルで作られた現代版ホラー・クラシックの『Halloween(原題)』に、ぜひ注目してほしい。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181029-00166864-mvwalk-movi