ブンデスリーガ第1節が25日に行われ、ブレーメンとハノーファーが対戦した。
今夏、移籍した日本人3選手が在籍する両チーム。全員が先発としてピッチに立つ期待が寄せられたが、原口元気はベンチスタートとなった。ブレーメンFW大迫勇也は右ウィング、ハノーファーFW浅野拓磨はツートップの一角として先発している。
序盤はブレーメンがボールを支配。左右に散らしながら、ゴールへと迫り、大迫も右サイドからアクセントを加える。一方のハノーファーはカウンターから好機を作ろうと試みるが、距離が長く、ゴールまでなかなかたどり着かない。
前半はともにビッグチャンスを作るには至らず、スコアレスで折り返す。
後半開始早々、ブレーメンは中央で浮き玉をつなぎ、最後はダフィ・クラーセンからルドウィグ・アウグスティンソンがボレー。しかし、シュートは惜しくもゴール右へ逸れ、先制点とはならず。
直後、エースのマックス・クルーゼが足を引きずるようにして途中交代。大迫が右から中央へとポジションを移す。56分にはクラーセンがヘディングでフリックしたところを、大迫が抜け出して左足でシュート。うまくミートせず、ボールはゴール右へと外れていった。
劣勢のハノーファーは10番の原口を投入。左サイドのアタッカーに入った。
逆にブレーメンは、39歳の重鎮クラウディオ・ピサーロを投入し、勝負を決めにかかる。
ハノーファーは原口、ブレーメンは大迫を中心に攻撃が回り始めるが、最後のパスやトラップが決まらず、決定的なシュートチャンスには結びつかない。そんな中、どちらに転ぶかわからない試合を動かしたのはハノーファー。77分、浅野と交代で入ったヘンドリク・ヴァインダントが浮き球のパスに抜け出すと、ワントラップから冷静に流し込み、ついに試合が動く。
それでも諦めないブレーメン。左サイドのクロスにピサーロが飛び込むと、そのまま流れたボールをゲブレ・セラシエが頭で押し込み、終盤で試合を振り出しに戻す。
試合は結局そのまま終了。1-1のドローに終わっている。
■試合結果
ブレーメン 1-1 ハノーファー
■得点者
ブレーメン:ゲブレ・セラシエ(85分)
ハノーファー:ヴァインダント(77分)
8/26(日) 0:21配信 GOAL
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180826-00000027-goal-socc
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