北川景子NHK初主演、「逃げ恥」野木亜紀子氏NHK初執筆「フェイクニュース」10月に前後編放送
2018年8月14日 16:05 スポニチ Sponichi Annex 芸能
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/08/14/kiji/20180814s00041000170000c.html
NHKは14日、女優の北川景子(31)が主演を務め、脚本家の野木亜紀子氏がオリジナル作品を手掛ける土曜ドラマ「フェイクニュース」の制作を発表した。10月20日午後9時から前編、同27日午後9時から後編を放送。ともに49分。
北川はNHKドラマ初主演、TBS「逃げるは恥だが役に立つ」などで知られる野木氏はNHKドラマ初執筆。注目作になりそうだ。
フェイクニュースを題材にした社会派エンターテイメントドラマ。共演は光石研(56)永山絢斗(29)矢本悠馬(27)新井浩文(39)岩松了(66)杉本哲太(53)ら。
大手新聞社からネットメディアに出向してきた東雲樹(北川)はある日、編集長の宇佐美寛治(新井)からインスタント食品への青虫混入事件を取材するよう命じられる。樹の前に現れたのは、SNSに青虫混入の投稿をした男(光石)。この男はウソをつぶやいたのか。目的は何なのか。
▼北川景子 今回、私は大手新聞社からネットメディアに出向してきた樹という女性を演じます。元大手新聞社の記者であったプライドを持つ熱い女性です。
記者である以上、きちんと裏ドリや取材をしてから真実を報じるべきだと信じて疑わない樹は、ネットメディアに対しては一般素人でも簡単に記事を投稿でき、誰でも、たとえそれが真実でなくとも世の中に発信できてしまう危険なものであり、真実が歪曲されてしまうことも多々あると日々ネットメディアに勤務しながら釈然としない思いを抱いています。
そんな樹がひょんなことからSNSで話題の事件の真相をとことん調べることになるというのが、とてもおもしろいと思いました。何が真実で何が嘘なのか、あふれる情報を取捨選択する力、何を信じるべきなのか判断する力が現代を生きる私たちには必要だと感じます。
今回のドラマでは、真実をあぶり出すことをテーマに熱く演じたいと思います。真実と嘘、人は何を信じるのか、そんな普遍的なテーマを野木さんがエンターテイメント性あふれる脚本で書いてくださっています。
野木さんとも初めてご一緒させていただき、うれしく思います。私個人としましては土曜ドラマも初となります。ネット社会の今だからこそ、皆さんに見ていただきたい作品です。楽しみにしていてください。
▼野木亜紀子氏 2017年の春、プロデューサーから「オリジナルが作りたい」という話を頂き、じゃあ互いに興味があるネタはなんだろう、と話し合っているうちに合致したのが「フェイクニュース」でした。
当時はまだファクトチェックどころかフェイクニュースという言葉そのものが一般に浸透していなかったため、フェイクニュースとはどういうもので何が問題かという「フェイクニュース入門」のドラマを考えていました。
年が明け、2018年。前の仕事がようやく終わり、さあ書くぞと周囲を見まわしたら、フェイクニュースを取り巻く状況は一変していました。 当初のプロットはすべて捨て、まるっきり新しいドラマを作ることにしました。
おそらく半年もすれば今の内容も古くなっていることでしょう。一方で、このドラマで描いている混乱は半年後、1年後、10年後ですら変わらずに起こるような気もしています。まったく喜べません。
とはいえ、これはフィクションです。エンターテインメントドラマです。「NHK!社会派!現代社会に警鐘!」なんていうと難しいドラマのようですが、いうても青虫です。青虫と登場人物たちの悲喜こもごもを、軽い気持ちで見ていただけたら幸いです。
北川景子
2018年8月14日 16:05 スポニチ Sponichi Annex 芸能
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/08/14/kiji/20180814s00041000170000c.html
NHKは14日、女優の北川景子(31)が主演を務め、脚本家の野木亜紀子氏がオリジナル作品を手掛ける土曜ドラマ「フェイクニュース」の制作を発表した。10月20日午後9時から前編、同27日午後9時から後編を放送。ともに49分。
北川はNHKドラマ初主演、TBS「逃げるは恥だが役に立つ」などで知られる野木氏はNHKドラマ初執筆。注目作になりそうだ。
フェイクニュースを題材にした社会派エンターテイメントドラマ。共演は光石研(56)永山絢斗(29)矢本悠馬(27)新井浩文(39)岩松了(66)杉本哲太(53)ら。
大手新聞社からネットメディアに出向してきた東雲樹(北川)はある日、編集長の宇佐美寛治(新井)からインスタント食品への青虫混入事件を取材するよう命じられる。樹の前に現れたのは、SNSに青虫混入の投稿をした男(光石)。この男はウソをつぶやいたのか。目的は何なのか。
▼北川景子 今回、私は大手新聞社からネットメディアに出向してきた樹という女性を演じます。元大手新聞社の記者であったプライドを持つ熱い女性です。
記者である以上、きちんと裏ドリや取材をしてから真実を報じるべきだと信じて疑わない樹は、ネットメディアに対しては一般素人でも簡単に記事を投稿でき、誰でも、たとえそれが真実でなくとも世の中に発信できてしまう危険なものであり、真実が歪曲されてしまうことも多々あると日々ネットメディアに勤務しながら釈然としない思いを抱いています。
そんな樹がひょんなことからSNSで話題の事件の真相をとことん調べることになるというのが、とてもおもしろいと思いました。何が真実で何が嘘なのか、あふれる情報を取捨選択する力、何を信じるべきなのか判断する力が現代を生きる私たちには必要だと感じます。
今回のドラマでは、真実をあぶり出すことをテーマに熱く演じたいと思います。真実と嘘、人は何を信じるのか、そんな普遍的なテーマを野木さんがエンターテイメント性あふれる脚本で書いてくださっています。
野木さんとも初めてご一緒させていただき、うれしく思います。私個人としましては土曜ドラマも初となります。ネット社会の今だからこそ、皆さんに見ていただきたい作品です。楽しみにしていてください。
▼野木亜紀子氏 2017年の春、プロデューサーから「オリジナルが作りたい」という話を頂き、じゃあ互いに興味があるネタはなんだろう、と話し合っているうちに合致したのが「フェイクニュース」でした。
当時はまだファクトチェックどころかフェイクニュースという言葉そのものが一般に浸透していなかったため、フェイクニュースとはどういうもので何が問題かという「フェイクニュース入門」のドラマを考えていました。
年が明け、2018年。前の仕事がようやく終わり、さあ書くぞと周囲を見まわしたら、フェイクニュースを取り巻く状況は一変していました。 当初のプロットはすべて捨て、まるっきり新しいドラマを作ることにしました。
おそらく半年もすれば今の内容も古くなっていることでしょう。一方で、このドラマで描いている混乱は半年後、1年後、10年後ですら変わらずに起こるような気もしています。まったく喜べません。
とはいえ、これはフィクションです。エンターテインメントドラマです。「NHK!社会派!現代社会に警鐘!」なんていうと難しいドラマのようですが、いうても青虫です。青虫と登場人物たちの悲喜こもごもを、軽い気持ちで見ていただけたら幸いです。
北川景子