歌手の西野カナ(29)がデビュー10周年記念の全国ホールツアーを25日夜、北海道札幌市のニトリ文化ホールで締めくくった。
節目の年を迎え「できる限り多くの人に感謝を直接伝えよう」と、これまで公演したことがなかった1府19県を含む23カ所で開催。18日の
島根公演で全国を制覇し「ワンマンライブで47都道府県、達成しました。日本で行ったことないとこないって凄くない?」と笑顔で報告した。
鳥取では1人で鳥取砂丘を観光したことを明かし、タクシー運転手とのやりとりを紹介した。
運転手 もしかして西野カナ?
西野 どうして分かっちゃったんですか?
運転手 追っかけでしょ?チケットって取れるもんなんだね。
西野 ファンクラブに入っているので…。
ファンと勘違いされたというエピソードに、客席は大爆笑。奈良では東大寺、島根では出雲大社を観光したといい、旅好きの一面をのぞかせた。
この日の公演前には札幌市街に繰り出し「午前中に時間があったからファッションビルに買い物に行った」と明かすと、どさんこファンは大興奮。
「ファンデーションを買いに行くつもりだったのに、なぜかワンピースとTシャツを買ってきちゃった」と続けて笑わせた。
昨年は自身初のドーム公演を行い、今年は5年ぶりのホールツアーで全国を制覇。「今年もまた一つ夢が叶って嬉しい。何よりも全国の皆さんと同じ
時間を共有できたことがとても嬉しくて、感謝の気持ちでいっぱいです」と感慨に浸った。
最新アルバム「LOVE it」の収録曲を中心に「Darling」「手をつなぐ理由」「トリセツ」「アイラブユー」「GO FOR IT!!」
など27曲を披露。ファッションリーダーらしく“10変化”の衣装でも魅せた。
8月末からは全12公演の全国アリーナツアーを開催する。「今年はデビュー10周年なので、全国の皆さんにごあいさつしながら、まだまだたくさんの
思い出を一緒に作りたいと思います」。歌姫の10周年の“感謝唱”はまだまだ続く。
スポニチ
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