https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180630/k10011503071000.html
サッカーワールドカップロシア大会で、日本がベルギーと対戦する決勝トーナメント1回戦について、
NHKの放送で解説を務める元日本代表の藤田俊哉さんは「相手の両サイドが上がったときにできる
スペースを突いてチャンスを作れるかが鍵になる」と話しました。
ワールドカップロシア大会で日本は、2大会ぶりに1次リーグを突破し、来月2日、
日本時間の3日午前3時から決勝トーナメント1回戦で、世界ランキング3位の強豪ベルギーと対戦します。
藤田さんは、ここまでの日本の戦いについて、「初戦のコロンビア戦で挙げたペナルティー
キックの先制点で、チームにいい流れをつくれたことが勝ち上がりにつながった」と振り返りました。
そのうえで、「チーム全員で戦えているが、特に中盤の柴崎選手が攻撃の起点となるなどいい働
きをしている」と評価しました。
そして決勝トーナメント1回戦で対戦するベルギーについては、「レベルの高い選手がそろってい
る。特に攻撃陣が強力で、センターフォワードのルカク選手は、両足、頭とさまざまな形で点が取
れる」と、2試合に出場して4得点を挙げている相手のエースを最も警戒すべき選手に挙げました。
そのうえで「ベルギーは両サイドの中盤の選手が前に出て行ったときにサイドにスペースができる。
日本の選手たちがそこを突いてチャンスを作れるかどうかが鍵になる。できるだけ失点せず、0対0
の時間を長くしたい」と試合のポイントについて話しました。