FIFAワールドカップで、日本の決勝トーナメント進出が決定した。
今やサッカー観戦の名所と化した東京・渋谷では、29日夜、盛り上がりの一方で迷惑行為も相次いだ。
運命のポーランド戦。
日本の真ん中から、サムライブルーに熱い声援を送ろうと、渋谷は青、青、青。
定番となった渋谷でのサッカー観戦に参加しようと、地方から駆けつけるファンも増えている。
沖縄から来たファンは「(なぜ渋谷に?)一番熱いと聞いたんで。一番熱いらしいですよ」と話した。
惜しくもポーランドに敗戦。
セネガルの結果を待つことに。
そして。
熊本から来たファンは、「これ死ぬ死ぬ、まじで死ぬ」、「(渋谷での観戦はどうだった?)田舎者には無理。半端ない。人半端ないって」、「(次のワールドカップは?)どうせ行く。熊本から来る」などと話した。
フェアプレーポイントで、辛くも決勝トーナメント進出を決めた日本。
一方で、警視庁が数百人規模で警戒にあたる中、フェアプレーにもとる行為が続発。
警察官の帽子を奪い取った20代の大学生の男が、現行犯逮捕。
さらに。
街の人は「(目撃したのは、女性を)押し倒して、起き上がらせようとして、スカートをめくったり」と話した。
渋谷の熱狂ぶりに便乗し、痴漢行為も横行。
決勝トーナメントに向け、観戦のフェアプレーを考えさせられる一夜になった。
6/29(金) 15:15
ホウドウキョク
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