賛否両論!日本の“アレ”について語ろう。
2018-06-29 12:03:58
ポーランド戦、負けはしましたが、見事に日本はグループリーグを突破しました。
ただ、試合を観ておられた方はお分かりになると思いますが、ゲーム終盤は時間稼ぎのパス回しとなりました。
スタジアムからもブーイング、審判も急げと言われる、、。SNSを見る限り、テレビを観てる日本人の方もかなりイライラなされてるみたいで、、
で、試合が終わってから、僕のスマホには数件のメッセージ、、
「なにあれ?」「よかったけどスッキリしないね!」「あれ(時間稼ぎのパス回し)を説明して!」などなど。
メルボルン在住のみゆき女史(笑)などは、ビーチサッカーに関してはすごく理解してますが、サッカーのあの時間稼ぎは腑に落ちないみたいでした(笑)
ということで、僕も素人ながらに、あの状況を語りたいと思います。
数日前のブログに、この表()を上げて、
FIFAランキング、グループ最下位の日本がグループ最上位のポーランドより上に来るとは、、ということを書いておりました。
日本、セネガル、同じ得失点差なのに、日本がこのグループリーグの一番上に書いてあるということは、日本が何かのポイントで優れているからなのです。
僕も疑問に思って大会のレギュレーション(規則)を確認しました。同じ勝点4なら【得失点差が高いチーム】。それが同じなら【得点が多いチーム】。ここまでは通常通りです。
で、それも同じなら優先されるのは、【フェアプレーポイント】。いわゆるイエローカードの少ない方が優位になるというものです。
ということで、同じ勝点、同じ得失点差、同じ得点なので、フェアプレーポイントの高い(イエローカードの少ない)日本がグループリーグの首位に立っていたのです。
で、これを踏まえて、日本vsポーランド。この試合がはじまる数時間前には、なんと、、6人の選手が入れ替わるという記事がネットニュースに上がってました。
まさかぁ、そんな訳ない。と思ってましたが、蓋を開けてみたらまさにその通りのスターティングメンバー!(笑)
え? 情報漏れすぎやろ!と思いましたが、それは置いておいて(笑)、この采配はグループリーグを突破を決めたチームがやる、トーナメントを見据えた主力温存、コンディション回復なのです。
この時点で西野監督は決勝トーナメントを見据えた選手起用でした。グループリーグ敗退の可能性もある中で、この采配、、本当にびっくりです。
ただ、ここに1つポイントが、、それは、『仮に負けてもグループ首位の日本は、グループ突破の可能性がある!』ということです。
ようするに、コロンビアがセネガルに勝つんじゃないかとスカウティング。
4チームによるグループリーグには、
1、勝たなきゃいけない
2、引き分けでもいい
3、負けても可能性がある
4、突破の可能性がない消化試合
という4つの状況で試合に挑みます。とりあえず今回の日本は4は関係ないので、1、2、3の3つに絞り話します。
僕は長いサッカー、フットサル、ビーチサッカー人生で選手、監督、代表を務めており、
何度となく、公式戦やワンデー大会問わず、100回近くは、このグループリーグを経験してるかも知れません。ですので、経験則としてお聞きください。
2勝1敗でグループを敗退したこともあれば、1勝2敗でグループリーグを突破したこともあります。1勝1敗1分ももちろんあります。
だから、得失点差には常に気がけてグループリーグを戦います。
それが、
1、勝たなきゃいけない
2、引き分けでもいい
3、負けても可能性がある
なのです。
で、西野監督は、3の【負けても可能性がある】ということから、選手を休ませながらも、フレッシュな選手たちを送り込んだと思います。
もちろん、ベーシックな部分は、【1、勝ちにいく】を選択してたのは間違いありません。事実、前半、日本代表はものすごくいい流れでゲームを進めてました。
実際、何度もゴールまで近づきましたし、ポーランドゴールを脅かしました。川島選手のスーパーセーブもありました。(川島選手、交代論を唱えてごめんなさい)
後半に入り、岡崎選手が交代。アクシデントで3人交代出来るうちの1人を交代しました。
(>>2-5あたりに続く)
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