指揮官交代とメンバー選考で日本代表は不安視され続け、さらに直前の試合で結果が残せず期待感も薄れていた。
しかしそんな日本代表に、かすかな希望をもたらしたのがリーガ・エスパニョーラで戦う日本人選手、柴崎岳と乾貴士だった。
先日行われたパラグアイ戦(4-2〇)では、この2人が活躍を見せ、日本代表を勝利に導いた。
柴崎は攻撃のスイッチとなる縦に早いパスを供給し続け日本の攻撃にアクションを起こした。柴崎は青森県出身の26歳。日本の名門中学校、青森山田中学に進学し、そのまま青森山田高校に進学した。高校入学時には1年生ながらに背番号10を背負い、2年時には全国高校サッカー選手権大会で準優勝を収めている。
高校卒業後、鹿島アントラーズへ入団を決めると、その成長は加速し2014年には日本A代表デビューを果たした。そこからスペインへ渡りテネリフェを経てヘタフェで10番をつける。過去にイギリス紙に“日本のアンドレス・イニエスタ”と呼ばれた男は、強豪コロンビア相手にどう戦うのか。
スペインではFCバルセロナを始め、世界のトップ選手達と戦っている柴崎。世界を知る26歳はコロンビア戦、スターティングイレブンに名を連ね日本代表をコントロールするだろう。
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