大相撲で30日大関に昇進したばかりの栃ノ心が、6月行われるラグビーの日本代表と母国ジョージア代表の強化試合の応援サポーターに就任し、看板力士の1人として初仕事に臨みました。
30日、ジョージア出身として初めて大関に昇進したばかりの栃ノ心は、6月23日に日本で行われるラグビーの日本代表とジョージア代表の強化試合を盛り上げるため、日本で活躍するジョージア人として特別応援サポーターに就任しました。
31日は、春日野部屋でインターネットや当日の試合会場で配信されるメッセージ動画の撮影が行われました。
栃ノ心は、緊張した表情だった30日の伝達式とは打ってかわって、リラックスした表情で部屋付きの親方から「もっと元気よく」などと声をかけられながら、大相撲の看板力士の1人、大関としての初仕事をこなしました。
栃ノ心は「きのうは緊張したけど、きょうは余裕でした。大関と呼ばれるのはまだ慣れないし時間がかかると思う」と笑顔で話していました。
また、「日本のため、そしてジョージアのためになれるのはうれしい。自分が日本とジョージアの間をつないで、これからも仲よくしてもらいたい」と話し両国の橋渡し役に意欲を示していました。
栃ノ心は6月初旬にジョージアに一時帰国する予定だということです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180531/k10011459721000.html