「エゴは捨てろ」世界王者ドイツがW杯期間中の性行為を禁止に! SNSと飲酒にも制約を
世界制覇に向けて指揮官に求められるのは、ピッチ内の戦術的なマネジメントだけではない。約1か月間に渡って寝食をともにするうえでは、試合から離れた部分での手綱引きも重要となる。
その点でも、現世界王者ドイツに抜かりはない。5月28日、英紙『The SUN』が伝えたところによれば、同代表の指揮官ヨアヒム・レーブは来るロシア・ワールドカップ期間中、チームに対していくつかのルールを設けたという。
その制約は、実に「アメとムチ」が利いている(?)。
同紙によれば、自身3度目のW杯に挑むレーブは、「チームは欲よりも重要」だと訴え、選手たちに対して大会期間中に妻やガールフレンドと会うことを認めつつも、プレーに影響が出る可能性がある性行為に及ぶことを禁じたという。
さらに同監督は、宿舎やロッカールームでの写真をSNSに上げることもタブーとした。
その一方で、寝る前に「適度な量」であれば、飲酒を認めるとしている。
レーブは、今回のルールを設けた理由を次のように説明した。
「誰もが、我々の野望とやるべき仕事がなんであるかをよく知っている。だから、こうしたガイドラインを敷くことも理解しているはずだ。誰もが世界チャンピオンになることなんてできない。だからこそ、チーム内の全ての人間が己の役割を考える必要があって、自分勝手なエゴは捨てなきゃいけない」
和を以て貴しとなす――。ドイツ代表はW杯連覇の偉業に向け、チーム力をより一層、高めている。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180529-00041107-sdigestw-socc