2018年5月21日 3:00
「地球外少年少女」のコンセプトビジュアル。
![【アニメ】「電脳コイル」の磯光雄、11年ぶり新作アニメで宇宙に取り残された少年少女描く キャラデザは吉田健一 YouTube動画>1本 ->画像>4枚](https://cdnx.natalie.mu/media/news/comic/2018/0518/tikyugai_fixw_640_hq.jpg)
「電脳コイル」などで知られるアニメーション監督の磯光雄が原作・監督・脚本を手がけるオリジナルアニメ「地球外少年少女」の制作が決定。
あわせて、キャラクターデザインを務める吉田健一が描き下ろしたコンセプトビジュアルが公開された。
これはアメリカ・シカゴで開催されたアニメのコンベンション「Anime Central」にて発表されたもの。
「地球外少年少女」は2045年、インターネットとAIが普及した宇宙空間が舞台となる。
宇宙ステーションで大規模な事故が発生し、取り残されてしまった子供たち。
彼らがナローバンドやSNS、低知能AIやスマートフォンで操作できるドローンなどを駆使して、数々のピンチを乗り越える姿が描かれる。
アニメーション制作はSIGNAL.MDが担当。公開時期や公開方法については続報に期待しよう。
磯は2007年に放送されたテレビアニメ「電脳コイル」で原作・監督を務め、
同作は2007年文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞、第29回日本SF大賞などを受賞した。
本作について磯は「宇宙を舞台にしたアニメをあまり見かけなくなり、自分で作ってしまおうと思いました。
宇宙はすでにSFに登場する遠いイメージではなく、実際に行ける場所になりつつある。そんな環境に投げ込まれた少年たちが体験する冒険を、
実際に行ってみてきたような感覚で描いてみたい」とコメントしている。
オリジナルアニメ「地球外少年少女」
原作・監督・脚本:磯光雄
キャラクターデザイン:吉田健一
制作:SIGNAL.MD
(c)MITSUO ISO/avex pictures 2014
https://natalie.mu/comic/news/282813
電脳コイル・磯光雄の新作アニメ「地球外少年少女」発表!キャラデザは吉田健一
2018年5月21日 3時00分
キャラクターデザインは吉田健一! アニメ「地球外少年少女」 - (C)MITSUO ISO / avex pictures 2014
![【アニメ】「電脳コイル」の磯光雄、11年ぶり新作アニメで宇宙に取り残された少年少女描く キャラデザは吉田健一 YouTube動画>1本 ->画像>4枚](https://img.cinematoday.jp/a/N0100941/_size_640x/_v_1526652879/main.jpg)
2007年にNHKで放送されたテレビアニメ「電脳コイル」で原作・脚本・監督を手がけた磯光雄の最新作となる
アニメ「地球外少年少女」の構想が21日に発表された。同時に、コンセプトビジュアルも公開された。
今回も磯監督のオリジナル原作となり、AIやインターネット、SNSが普及した2045年の宇宙が舞台。
大規模な事故に見舞われた、宇宙空間に浮かぶ日本製の商業ステーションに取り残された子供たちが、数々の危機を乗り越えていく姿を描く。
“スマート”と呼ばれる携帯端末や人型ロボット、ドローンなど、磯監督の想像する近未来の宇宙像を詰め込んだ作品になるという。
11年ぶりの新作にあたって磯監督は「宇宙を舞台にしたアニメをあまり見かけなくなり、自分で作ってしまおうと思いました。
宇宙はすでにSFに登場する遠いイメージではなく、実際に行ける場所になりつつある。
そんな環境に投げ込まれた少年たちが体験する冒険を、実際に行ってみてきたような感覚で描いてみたい」と意気込みを語っている。
キャラクターデザインは、テレビアニメ「交響詩篇エウレカセブン」シリーズや「ガンダム Gのレコンギスタ」などの吉田健一。
コンセプトビジュアルも吉田が描き下ろしたもので、宇宙空間に投げ出された少年と、爆発する宇宙ステーションが描かれた、
子供たちに降りかかる数々の困難を予感させるものとなっている。
アニメーション制作は映画『ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜』『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』などのSIGNAL.MD(シグナル・エムディ)が手がける。
「電脳コイル」では、どこでもネット接続ができる眼鏡型コンピュータ“電脳メガネ”をめぐる、子供たちの不思議な体験を描いた磯監督。
その世界は現在、スマートグラスなどのウェアラブルデバイスや、拡張現実(AR)の普及により、現実のものになろうとしている。
「地球外少年少女」も来るべき世界を予感させる作品となるのか。劇場映画となるのか、テレビアニメになるのかも含め、続報に期待したい。
(編集部・入倉功一)
https://www.cinematoday.jp/news/N0100941