歌舞伎俳優の中村七之助(34)、中村梅枝(30)らが8日、東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーンで
コクーン歌舞伎第16弾「切られの与三(よさ)」(9〜31日、演出・串田和美)の公開舞台げいこを行った。
1853年に江戸中村座で初演された「与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)」が原作で、「切られ与三」や
「お富与三郎」という通称で親しまれる人気狂言。原作は9幕18場と長く、現在では全幕上演されることはないが、
今回は、普段は上演されない場面も洗い出し再構築。与三郎の疾走するような人生を描く。
普段は女方を演じることが多い七之助だが、今回は色男で知られる主人公・与三郎役。Tバック姿も披露するが
「まさか与三郎を今になってやるとは思いませんでした。足を見せるのも抵抗があるのに、お尻まで白く塗ってTバックを
はくとは…。Tバックをはいてる自分を見て、女方なのにな、と思います」と苦笑い。「女方の方がやりやすい。無駄なことを
考えなくていい。男っぽく演じるには、立ち方からどうすればいいのか考えてしまう」と明かすと、共演の笹野高史(69)から
「宝塚の人じゃないんだから」と突っこまれていた。
コクーン歌舞伎は初出演で恋人・お富を演じる梅枝も「不慣れな舞台、右も左もわからない」と不安な表情を浮かべながら
「周りに助けられながらここまできました」と共演陣に感謝。演出の串田氏は「誰もやったことがない与三郎ができてる」と
完成度に自信を見せていた。
共演はほか中村扇雀、片岡亀蔵、中村萬太郎ら。
http://www.hochi.co.jp/entertainment/20180508-OHT1T50111.html
コクーン歌舞伎第16弾「切られの与三(よさ)」(9〜31日、演出・串田和美)の公開舞台げいこを行った。
1853年に江戸中村座で初演された「与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)」が原作で、「切られ与三」や
「お富与三郎」という通称で親しまれる人気狂言。原作は9幕18場と長く、現在では全幕上演されることはないが、
今回は、普段は上演されない場面も洗い出し再構築。与三郎の疾走するような人生を描く。
普段は女方を演じることが多い七之助だが、今回は色男で知られる主人公・与三郎役。Tバック姿も披露するが
「まさか与三郎を今になってやるとは思いませんでした。足を見せるのも抵抗があるのに、お尻まで白く塗ってTバックを
はくとは…。Tバックをはいてる自分を見て、女方なのにな、と思います」と苦笑い。「女方の方がやりやすい。無駄なことを
考えなくていい。男っぽく演じるには、立ち方からどうすればいいのか考えてしまう」と明かすと、共演の笹野高史(69)から
「宝塚の人じゃないんだから」と突っこまれていた。
コクーン歌舞伎は初出演で恋人・お富を演じる梅枝も「不慣れな舞台、右も左もわからない」と不安な表情を浮かべながら
「周りに助けられながらここまできました」と共演陣に感謝。演出の串田氏は「誰もやったことがない与三郎ができてる」と
完成度に自信を見せていた。
共演はほか中村扇雀、片岡亀蔵、中村萬太郎ら。
http://www.hochi.co.jp/entertainment/20180508-OHT1T50111.html