「今はとても平穏。逆に昔より平穏かもしれない」
【写真】会見でありえないほど号泣した藤吉久美子
昨年末、小誌がドラマプロデューサーA氏との不倫疑惑を報じた藤吉久美子(56)。その夫・太川陽介(59)が夫婦の“今”を語った。
おしどり夫婦の危機を報じたのは小誌2017年12月21日号。太川といえば10年にわたりレギュラーを務めた『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』(テレビ東京系)が代名詞だが、皮肉にも妻の藤吉が、路線バスを使いA氏のマンションに通う様子や、コンサートのために泊まった宮崎のホテルで朝、同じ部屋から出てくる姿などを捉えた。
小誌の発売当日、太川は会見で、ホテルではA氏にマッサージを受けていたと妻から説明された、と明かし、取材陣に「疑うよね!」と言いつつ「信じる。だってカミさんだもん」と擁護。
一方の藤吉は同日夜に会見を行い、号泣しながらも不倫関係を否定し、「彼がいないと生きていけない」と太川に付き従っていく意思を明らかにした。
太川が振り返る。
「彼女は中学生になる頃にお母さんを亡くして、『自分の力で生きなきゃ』と思ってきたみたいで、守ってもらうことがなかったというか……。『(今回の件で)自分は守ってもらっていると感じた。こんなに安心なんだ』と言ってましたね。年が明けた頃です」
騒動から4カ月余り。藤吉の身にはいくつかの変化があった。
「所属していた青年座映画放送からの独立を予定していましたが、不倫報道後、再び話し合いを持ち、残留することに。事務所に出向いて『戻らせてください』と頭を下げたそうです」(スポーツ紙記者)
1月末には代表を務める個人事務所「オフィスソニード」を閉鎖。念願の音楽活動を行うため、16年に設立した会社だった。
「コンサート会場選びやバンドメンバー集めなど、藤吉の音楽活動を全面的にサポートしていたのがA氏でしたが、完全に切れたようです。そうなると音楽活動を続けることはできない。独立もなくなり、ケジメとして会社を閉じたのでしょう」(藤吉を知る人物)
3月18日には『路線バスで寄り道の旅SP』(テレビ朝日系)でテレビに復帰。太川が長年出演し、現在もナレーションを務める『ローカル路線バス〜』のライバル番組だ。太川は立場がないのでは?
「それは……どうでしょう(笑)。(番組MCが)徳光和夫さんじゃなきゃ出ていない。結婚披露宴の司会をやっていただいたんですよ。(藤吉から相談を受け)『徳光さんだったらいいんじゃない』と。こういう時期に声をかけてもらえたのが有難かったから」(太川)
「不倫の歌を歌うなんて……」
番組で立ち寄ったスナックで藤吉は『天城越え』を熱唱。徳光が「不倫の歌を歌うなんて」とツッコむ場面も。実は太川は選曲の相談も受けていたという。
「徳光さんが演歌好きだろうと。それでカラオケに行って『天城越え』が結構良かったからそれでいいじゃない、となった。歌詞を一応吟味したけど、不倫じゃないよなと。でも徳光さんにそう言われてアターッて。失敗でした(笑)」(同前)
2月から夫婦は週に2日カラオケに通い、2、3時間歌い続けているという。
「僕が去年、ステージで2時間歌ったら声がしんどかった。耳鼻咽喉科に行ったら週に2回、1時間歌えば元の声帯に戻ると言われて……。僕は沢田(研二)さんメドレーで、彼女はユーミン。彼女も歌を取られたら可哀想だし、またいつかライブをという気持ちは持っています。前のように大きくはやらないで、聴きたい人だけが来るシンプルな形なら、僕もいいと思っています」(同前)
すっかり落ち着きを取り戻した様子の2人。こうなると夫婦共演の日も遠くなさそうだが……。
「実はその計画があります」
と語るのは2人とも出演歴のある『朝の!さんぽ道』(テレ東系)の関係者。
「6月に、夫婦で都内の歴史スポットを巡る企画が進行しています」
一度分かれた夫婦の路線は、再びひとつに――。
2018年5月4日 11時0分
文春オンライン
http://news.livedoor.com/article/detail/14668328/