5/3(木) 0:10 エスクァイア
黒人歌手ジャネール・モネイ、パンセクシャルだと告白!
女優としても活躍する人気シンガーが、自身のセクシャリティについて初めて口を開きました。
2018年4月27日に、3rdアルバム『ダーティー・コンピューター』をリリースしたばかりの大人気R&Bシンガー、ジャネール・モネイ。
アカデミー賞作品である映画『ムーンライト』などにも出演し、女優としても大活躍を見せる彼女ですが、そのセクシャリティを巡っては、以前からさまざまな憶測が飛んでいました。ですがつい先日、自身が「パンセクシャル(全性愛)」であることをカミングアウトしたのでした!
自ら表紙を飾った『ローリングストーン』誌最新号でのインタビューで、32歳のジャネールは「アフリカ系アメリカ人のクィア(セクシュアルマイノリティ)であり、男性とも女性とも付き合ったことがあるから、自分のことを自由奔放なマザーファッカーだと思っている」とコメントしています。
「そもそもパンセクシャルってなに?」、と思っている方も少なくはないでしょう。「パンセクシャル」とは、性科学者のカーレン・コスタ医師曰く「相手の性別や性的指向を問わず、あらゆる人々を性的かつロマンティックに、さらには精神的に肉体的に、またあるいは、スピリチュアルに好きになることを人の傾向を言います」とのこと。
かつては「バイセクシャル」とみなされていたジャネールですが、「パンセクシャル」について知れば知るほど、それが自分の真のセクシャリティだと実感するようになったと言っています。
「『パンセクシャリティ』という言葉の意味を追究しているうちに、『私のセクシャリティと一致する部分が多い!』って思ったの。私は本当の自分について、もっと学びたいと常に思っているわ」と。
◆すでに気付いていたファンも多いのだとか…
今回のインタビューで、自身のセクシャリティのついて初めて告白した彼女。ですが、自らつくり出した歌の歌詞から、すでにファンの多くはすでに気付いていたとの声も…。彼女自身もそのことを知ってての、いままで説明不要と思っていたのでしょうか。
「私のアルバムを聞けばわかるわ」と語り、恋愛対象を「Mary」と呼ぶ『Mushrooms & Roses』や『Q.U.E.E.N.』といった曲を例に挙げています。ちなみに『Q.U.E.E.N.』は、もともと『Q.U.E.E.R.』というタイトルだったようで、バックコーラスにはその言葉が用いられているようです。
さらに彼女が、“Emotional Picture(短編映画のようなドラマ仕立て)”と称する『Dirty Computer』のミュージックビデオには、恋人と噂される女優のテッサ・トンプソンも出演しています。
テッサは2018年2月に米情報番組『エンターテイメント・トゥナイト』に出演し、ジャネールとのコラボレーションについて以下のように話しています。
「ジャネールは女性のエンパワーメントだけでなく、本当の自分を表現できるよう人々をサポートすることにも興味をもっている ― ミュージックビデオに登場する私とジャネールや、私たちが演じるキャラクターを見た人たちは、その曲をバイセクシャルのアンセム(集団のシンボルとしての賛歌)って呼んでいるみたい。もし、そう呼ぶことでありのままの自分を解放することができて、自分の思う自分らしさに近づけるのであれば、私たちはやるべき仕事を全うしたと言えるわね」と。
(以下略、全文はソースをご覧ください。)
自身のセクシャリティをついにカミングアウト
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180503-00010000-esquire-movi