長崎港を見下ろす稲佐山をバックに、ワンピース姿の美少女が柔らかくほほ笑む。
長崎市の広報紙の4月号は、音楽グループ「欅坂46」の長濱ねるさんが華やかに表紙を飾っている。
人気アイドルの起用は読者層拡大の意図をうかがわせる。
自治体ごとに独自色がにじむ広報紙。
県内21市町の4月号を見比べ、それぞれが打つ今年の「押し」を探った。
□影響力
「ねるちゃん効果は絶大ですよ」。
長崎市広報広聴課の担当者は、その影響力にうなる。
県外からの問い合わせは100件近くに上り、インターネットでの転売も全国的な話題に。
戦略的なのは特集ページの独占インタビュー記事。
「水辺の森公園」「皇帝パレード」−。
出身地長崎市の魅力を語る言葉の全てが宣伝と化す。
「普段は読まない若い方も手に取ってもらえたのでは。長崎に新たな『聖地』が生まれる予感」
全文
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180429-00000004-nagasaki-l42
長崎市の広報紙「広報ながさき」4月号 長濱ねる
故郷・長崎凱旋“で大フィーバー 皇后役で皇帝パレードに出演した長濱ねる
欅坂46 長濱ねる