2018-03-04 07:00
中島みゆき名曲カバーライブ「どこよりも濃い女祭り」 研ナオコは親子デュエット
シンガー・ソングライター中島みゆきを敬愛する女性アーティスト9組によるライブイベント『中島みゆきリスペクトライブ2018 歌縁 -うたえにし-』が3日、東京・日本武道館で開催された。
同イベントは2015年11月、中島みゆきのデビュー40周年を記念してスタートし、今回で3回目。オープニングアクトは、ガールズバンド・たんこぶちんが務め、クミコ、研ナオコ、島津亜矢、高畑淳子、中村中、新妻聖子、半崎美子、平原綾香が出演した。
女優・のんによるナレーションでコンサートの幕開けが宣言されると、バンドの生演奏で「糸」のイントロがスタートし、新妻聖子がスポットライトを浴びて登場した。優しい歌声で歌い上げると、この日がひな祭りだったことから「ここでは日本中でどこよりも濃い“女祭り”が行われることになると思います」と笑顔を見せた。
次に登場したのは、中島からも歌唱力を認められている中村中。「中島みゆきさんの曲は世代を超えて愛されている楽曲が多い」と言いながらも「恨み節とか…」と例を出し、会場が笑いに包まれる。続けて「努力をしている自分の想いを外に出せない優しい人こそ、中島みゆきさんの曲を聴いてほしい。歌が自分のことを聞いてくれている気持ちになれる」と楽曲の魅力を語ると、「狼になりたい」など3曲を熱唱した。
初登場の半崎美子は「タクシードライバー」を表現力豊かに歌い上げ、観客からの拍手に「緊張が一気にとけました」と笑顔。その後、自身が北海道から上京し、アーティスト活動を始めた当時を振り返りながら「中島みゆきさんの曲が私の人生にたくさん点在しています」としみじみ語った。
平原綾香は「精いっぱい歌います!」と意気込み、「銀の龍の背に乗って」など3曲を披露。クミコは合唱団とともに「世情」を歌い、壮大なステージパフォーマンスで観客を圧倒した。高畑淳子は「化粧」を朗読で表現したほか、「わかれうた」の歌詞を引用しながら、かつての恋人と再会したエピソードを披露して笑いを誘い、島津亜矢は抜群の歌唱力で「命の別名」「歌姫」を歌い上げて魅了した。
ラストを飾った研ナオコは「あばよ」を歌唱後、自虐を交えたトークで会場を和ませつつ、42年になるという中島との付き合いを振り返った。昨年4月、舞台公演でのけがで入院生活を送っていたときに、中島から直筆の手紙が届いたエピソードを紹介。2人の絆の強さを改めて感じさせ、拍手が沸き起こった。
さらに、歌手として活動する娘のひとみをステージに呼び込むと、親子で「わかれうた」「地上の星」のアレンジバージョンを続けて披露した。
アンコールでは全9組がステージに集まり、名曲「時代」を歌唱。8000人の観客を巻き込んだ大合唱で3時間にわたるイベントのフィナーレを飾った。
(>>2以降につづく)
中島みゆきを敬愛する女性アーティスト9組が日本武道館でライブ
新妻聖子
研ナオコ
中村中
https://www.oricon.co.jp/news/2106856/full/
中島みゆき名曲カバーライブ「どこよりも濃い女祭り」 研ナオコは親子デュエット
シンガー・ソングライター中島みゆきを敬愛する女性アーティスト9組によるライブイベント『中島みゆきリスペクトライブ2018 歌縁 -うたえにし-』が3日、東京・日本武道館で開催された。
同イベントは2015年11月、中島みゆきのデビュー40周年を記念してスタートし、今回で3回目。オープニングアクトは、ガールズバンド・たんこぶちんが務め、クミコ、研ナオコ、島津亜矢、高畑淳子、中村中、新妻聖子、半崎美子、平原綾香が出演した。
女優・のんによるナレーションでコンサートの幕開けが宣言されると、バンドの生演奏で「糸」のイントロがスタートし、新妻聖子がスポットライトを浴びて登場した。優しい歌声で歌い上げると、この日がひな祭りだったことから「ここでは日本中でどこよりも濃い“女祭り”が行われることになると思います」と笑顔を見せた。
次に登場したのは、中島からも歌唱力を認められている中村中。「中島みゆきさんの曲は世代を超えて愛されている楽曲が多い」と言いながらも「恨み節とか…」と例を出し、会場が笑いに包まれる。続けて「努力をしている自分の想いを外に出せない優しい人こそ、中島みゆきさんの曲を聴いてほしい。歌が自分のことを聞いてくれている気持ちになれる」と楽曲の魅力を語ると、「狼になりたい」など3曲を熱唱した。
初登場の半崎美子は「タクシードライバー」を表現力豊かに歌い上げ、観客からの拍手に「緊張が一気にとけました」と笑顔。その後、自身が北海道から上京し、アーティスト活動を始めた当時を振り返りながら「中島みゆきさんの曲が私の人生にたくさん点在しています」としみじみ語った。
平原綾香は「精いっぱい歌います!」と意気込み、「銀の龍の背に乗って」など3曲を披露。クミコは合唱団とともに「世情」を歌い、壮大なステージパフォーマンスで観客を圧倒した。高畑淳子は「化粧」を朗読で表現したほか、「わかれうた」の歌詞を引用しながら、かつての恋人と再会したエピソードを披露して笑いを誘い、島津亜矢は抜群の歌唱力で「命の別名」「歌姫」を歌い上げて魅了した。
ラストを飾った研ナオコは「あばよ」を歌唱後、自虐を交えたトークで会場を和ませつつ、42年になるという中島との付き合いを振り返った。昨年4月、舞台公演でのけがで入院生活を送っていたときに、中島から直筆の手紙が届いたエピソードを紹介。2人の絆の強さを改めて感じさせ、拍手が沸き起こった。
さらに、歌手として活動する娘のひとみをステージに呼び込むと、親子で「わかれうた」「地上の星」のアレンジバージョンを続けて披露した。
アンコールでは全9組がステージに集まり、名曲「時代」を歌唱。8000人の観客を巻き込んだ大合唱で3時間にわたるイベントのフィナーレを飾った。
(>>2以降につづく)
中島みゆきを敬愛する女性アーティスト9組が日本武道館でライブ
新妻聖子
研ナオコ
中村中
https://www.oricon.co.jp/news/2106856/full/