大物ストライカーの“悪癖”は本当に消えたのか。今季J1に復帰する名古屋への入団が決まった元ブラジル代表FWジョー(30)。2014年ブラジルW杯に出場した191センチの長身ストライカーで、昨季の全国選手権では得点王とMVPに輝いた実績の持ち主だ。
ブラジルメディアによると、移籍金は約15億円で3年契約の年俸総額11億円になるという。名古屋の豊田章男会長(61=トヨタ自動車社長)は「本当に嬉しく思うと共にこれからのキャリアを一層輝かしいものにしていかなければならないと責任の重さを強く感じています」とクラブを通じてコメントを出したほどで、期待の大きさがうかがえる。
とはいえ、手放しで喜んでいられない事情もある。ロシアW杯に向けて代表復帰も期待される大物選手だが、これまでも素行面で数々のトラブルを起こしており、不安は絶えない。
05年に移籍したCSKAモスクワ(ロシア)で活躍し、08年に移籍金38億円でマンチェスター・シティー(イングランド)入り。しかし結果を出せず、いくつかのクラブを渡り歩き、11年には母国のインテルナシオナルに入団した。事実上の“都落ち”でジョーの生活は一変。夜遊びが多くなり、たびたび練習に遅刻するようになったことで12年5月には戦力外通告を受けた。
その後、移籍したアトレチコ・ミネイロ(ブラジル)で再起し、14年W杯出場を果たすも夜遊びが復活。プレー面で精彩を欠き、15年5月に再び戦力外となった。その後はアルシャバブ(UAE)、江蘇蘇寧(中国)を経て17年に地元コリンチャンス入り。禁酒を宣言し、昨季の大活躍につなげたが、異国の地で以前の姿に逆戻りする可能性は否定できない。
ジョーはクラブを通じ「タイトルを取れるように一生懸命頑張ります」とコメントしたが、トラブルを起こさずに真価を発揮できるか。
1/11(木) 16:41配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180111-00000023-tospoweb-socc
元ブラジル代表FWジョー(30)が10日、中部国際空港着の航空機で来日した。J史上最高額となる移籍金11億2000万円でブラジル1部コリンチャンスから名古屋に加入。関係者やサポーターら約250人が出迎えた。背番号は昨季まで元日本代表MF田口泰士(現磐田)が背負っていた背番号7。来日後は長旅の疲労も見せずに入団会見を行った。主な一問一答は以下。
―今の心境は?
「日本に来て、凄く嬉しい。グランパスのことは友達の選手からも聞いていた。これからクラブの歴史をともに背負っていく。嬉しいとともに楽しみです」
―背番号7については?
「自分は7が好きだ。かといって楽をするのではなく、7を背負ったからこそ、去年の自分が残したものをここでも残したい」
―なぜ背番号7が好きなのか?
「アトレチコ・ミネイロでリベルダドーレス杯を獲得したときもそうだし、コリンチャンスでも7番だった。自分とともにある運命なのかと思っている」
―個人のビジョンは?
「どのクラブでもタイトルを取るのが仕事。名古屋は家族になる。FWとして得点を決める。ゴールが優先。あとはチームとしての勝利を奪う。優勝が目標だ。具体的な目標?あまり言わないようにしている。チームメートに迷惑が掛かるからね。コンディションが良い状態で試合をすれば、去年のようなスコアを残せる。これからもそうしていくよ」
―日本のサッカーの印象は?
「前からここでやっている友達いる。日本代表とも試合をした(13年コンフェデ杯)。スピードがある。それに負けないことだね」
―友人とは誰?
「グランパスについてネットで調べていたし、マルケス(03〜05年に名古屋所属)から聞いた。頂いた言葉としては『凄くスピードがあるけどジョーならできる』ということだ」
―日本という国の印象は
初めての来日は東京だった。日本食は好きで、ブラジルでも食べたけど、日本で食べる和食はやはり美味しい。自分は好奇心旺盛。どこの国でプレーしていても地元料理は食べていた。和食は好きなので試したい」
―今年はW杯が開催される。ブラジル代表入りの目標は?
「今でもセレソンに戻るのは夢。もう一度W杯でプレーしたい。名古屋で良いプレーをしてW杯につながれば良い」
ジョーは12日にメディカルチェックを受け、13日からの練習に参加する。
1/11(木) 13:42配信 スポニチ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180111-00000123-spnannex-socc
写真
ブラジルメディアによると、移籍金は約15億円で3年契約の年俸総額11億円になるという。名古屋の豊田章男会長(61=トヨタ自動車社長)は「本当に嬉しく思うと共にこれからのキャリアを一層輝かしいものにしていかなければならないと責任の重さを強く感じています」とクラブを通じてコメントを出したほどで、期待の大きさがうかがえる。
とはいえ、手放しで喜んでいられない事情もある。ロシアW杯に向けて代表復帰も期待される大物選手だが、これまでも素行面で数々のトラブルを起こしており、不安は絶えない。
05年に移籍したCSKAモスクワ(ロシア)で活躍し、08年に移籍金38億円でマンチェスター・シティー(イングランド)入り。しかし結果を出せず、いくつかのクラブを渡り歩き、11年には母国のインテルナシオナルに入団した。事実上の“都落ち”でジョーの生活は一変。夜遊びが多くなり、たびたび練習に遅刻するようになったことで12年5月には戦力外通告を受けた。
その後、移籍したアトレチコ・ミネイロ(ブラジル)で再起し、14年W杯出場を果たすも夜遊びが復活。プレー面で精彩を欠き、15年5月に再び戦力外となった。その後はアルシャバブ(UAE)、江蘇蘇寧(中国)を経て17年に地元コリンチャンス入り。禁酒を宣言し、昨季の大活躍につなげたが、異国の地で以前の姿に逆戻りする可能性は否定できない。
ジョーはクラブを通じ「タイトルを取れるように一生懸命頑張ります」とコメントしたが、トラブルを起こさずに真価を発揮できるか。
1/11(木) 16:41配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180111-00000023-tospoweb-socc
元ブラジル代表FWジョー(30)が10日、中部国際空港着の航空機で来日した。J史上最高額となる移籍金11億2000万円でブラジル1部コリンチャンスから名古屋に加入。関係者やサポーターら約250人が出迎えた。背番号は昨季まで元日本代表MF田口泰士(現磐田)が背負っていた背番号7。来日後は長旅の疲労も見せずに入団会見を行った。主な一問一答は以下。
―今の心境は?
「日本に来て、凄く嬉しい。グランパスのことは友達の選手からも聞いていた。これからクラブの歴史をともに背負っていく。嬉しいとともに楽しみです」
―背番号7については?
「自分は7が好きだ。かといって楽をするのではなく、7を背負ったからこそ、去年の自分が残したものをここでも残したい」
―なぜ背番号7が好きなのか?
「アトレチコ・ミネイロでリベルダドーレス杯を獲得したときもそうだし、コリンチャンスでも7番だった。自分とともにある運命なのかと思っている」
―個人のビジョンは?
「どのクラブでもタイトルを取るのが仕事。名古屋は家族になる。FWとして得点を決める。ゴールが優先。あとはチームとしての勝利を奪う。優勝が目標だ。具体的な目標?あまり言わないようにしている。チームメートに迷惑が掛かるからね。コンディションが良い状態で試合をすれば、去年のようなスコアを残せる。これからもそうしていくよ」
―日本のサッカーの印象は?
「前からここでやっている友達いる。日本代表とも試合をした(13年コンフェデ杯)。スピードがある。それに負けないことだね」
―友人とは誰?
「グランパスについてネットで調べていたし、マルケス(03〜05年に名古屋所属)から聞いた。頂いた言葉としては『凄くスピードがあるけどジョーならできる』ということだ」
―日本という国の印象は
初めての来日は東京だった。日本食は好きで、ブラジルでも食べたけど、日本で食べる和食はやはり美味しい。自分は好奇心旺盛。どこの国でプレーしていても地元料理は食べていた。和食は好きなので試したい」
―今年はW杯が開催される。ブラジル代表入りの目標は?
「今でもセレソンに戻るのは夢。もう一度W杯でプレーしたい。名古屋で良いプレーをしてW杯につながれば良い」
ジョーは12日にメディカルチェックを受け、13日からの練習に参加する。
1/11(木) 13:42配信 スポニチ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180111-00000123-spnannex-socc
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