移籍1年目の中村俊輔は10位にランクイン。
2017年シーズンのJ1全18クラブに協力を願い、現役Jリーガー90人の投票によって年間MVPを決定する、恒例の「ベストプレーヤー企画」。ランキング形 式でトップ10の顔ぶれを発表しよう。
【選出概要】
J1の各クラブから5人ずつ、合計90人にアンケート を実施。2017年のベストプレーヤーを自クラブ以外か ら3人挙げてもらい、ランキングを形成した。ポイント 換算の内訳は1位=5pts、2位=3pts、3位=1pts。
■10位タイ 19pts.■
中村俊輔 (磐田/MF)
今季成績:30試合・5得点・8アシスト
本誌平均採点:6.23
加入1年目の今季は2シャドーの一角や右サイドで存在感を発揮。瞬く間にチームの中心となった。対峙した清水の松原后が「あの年齢(39歳)であれだけ動けるのに驚いた」と言うように、豊富な運動量で守備にも精を出した。
また、伝家の宝刀・プレースキックは健在で「どんなボールを蹴ってくるのかが予想できない」と大宮の加藤順大は脱帽する。
■10位タイ/19pts.■
エウシーニョ (川崎/DF)
今季成績:21試合・5得点・1アシスト
本誌平均採点:6.14
「攻撃のアクセントになっていた」(クリスティアーノ/柏)このブラジル人助っ人が、川崎の初タイトルに大きく貢献したのは誰の目にも明らかだ。同じサイドバックから多くの票が集まっているが、最も評価されているのはそのオフェンス能力。
C大阪の丸橋祐介が「強烈なシュートが印象的」と言うように、隙あらばゴールを狙うアグレッシブなスタイルで相手に脅威を与えた。29節の仙台戦の鮮烈ミドル弾なども記憶に新しい。
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■9位/20pts.■
エドゥアルド・ネット (川崎/MF)
今季成績:31試合・1得点・1アシスト
今季本誌採点:6.05
「細かいパスワークとボールを運べる能力が高い」(藤田直之/神戸)と認められるのはプレーメーカーとしての働きだ。さらに新潟の磯村亮太が「ボール奪取力があって守備範囲が広い」と語るように、
チーム1位のインターセプト数を誇るなどディフェンス面での貢献度も高かった。川崎の初優勝は、この男抜きで語れないと言ってもいいだろう。
つづく
12/21(木) 6:30配信 サッカーダイジェスト
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171221-00033965-sdigestw-socc