熊崎コミッショナー、NPB顧問就任へ 退任後も球界をサポート
2017年11月24日7時0分 スポーツ報知
http://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20171124-OHT1T50030.html
今季限りで任期切れとなる日本野球機構(NPB)の熊崎勝彦コミッショナー(75)が、退任後も同機構の顧問としてコンプライアンス面などで球界運営をサポートしていくことが23日、分かった。
東京地検特捜部長、最高検公安部長などを歴任した熊崎氏は、05年にNPB顧問となり、14年に第13代コミッショナーに就任した。暴力団排除や野球賭博問題などで指導力を発揮、昨季で一旦満了となった任期が1年延長されていた。新コミッショナーには米国の資産運用会社「KKR(コールバーグ・クラビス・ロバーツ)ジャパン」会長の斉藤惇(あつし)氏(78)の就任が内定しているが、ビジネス界出身の斉藤氏を、法曹界出身の熊崎氏がサポートすることで、より安定した球界運営が期待できるとの声が球界内にあった。最終的な役職名は調整中だが、27日のオーナー会議で、新コミッショナー就任とともに承認される見通しだ。