ヤクルトは9日、今季限りで広島を退団した河田雄祐氏(49)、石井琢朗氏(47)と
コーチ契約を結んだと発表。河田氏は来季から1軍外野守備走塁コーチ、石井氏は
1軍打撃コーチを務める。
帝京高出身の河田氏は「高校最後の試合を神宮でプレーしました。いよいよ、本拠地が
神宮になる。帰ってきたな、という感じがあります」。広島のコーチとしてセ・リーグ
2連覇に貢献。「積極的な走塁ができればいい。足が速い、遅いは関係ない。足が遅くても
次の塁を狙えよと。選手がグラウンドで走り回る姿が見たい」と抱負を述べた。
石井氏は「今年のヤクルトは主力のけがに泣かされ、本来の力を発揮できなかった。ただ、
僕が現役時代から対戦していて、チームで1点を取りにいく打撃ができるのがヤクルト。
派手さはないけど攻撃の形はできている。2015年もその打線で優勝した。選手個々が役割を
分かっているので、そういうところはカープでもベースにしていた」と新天地の印象を語った。
さらに「勝つための打線を作りたい。得点力を上げるために足の使える選手に魅力を感じますし、
主力が欠けてもカバーできるような打線にしたい。そのためには個々のレベルアップが必要不可欠。
年間を通して振る体力は必要になってくる」と話した。
両コーチは11日から愛媛・松山秋季キャンプに合流する。
サンスポ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171109-00000551-sanspo-base