◆SMBC日本シリーズ2017第2戦 ソフトバンク4―3DeNA(29日・福岡ヤフオクドーム)
ソフトバンクが、劇的な逆転勝利で2連勝を飾った。
2点を追う7回、柳田のタイムリーで1点差に追い上げると、2死満塁で中村晃がパットンから右前適時打。
三塁走者・柳田が同点のホームを踏むと、二塁走者・今宮がヘッドスライディングで滑り込んだが、一度はアウトの判定となった。
だが、工藤監督がリプレー検証を要求。検証の結果、セーフとなり逆転。その1点を守りきり勝ちきった。
工藤監督は「今宮君のすばらしいヘッドスライディングがこの勝利を呼んだと思います。
(リプレー検証の要求は)今宮君の(ホームをついた)手が僕が見てても早く入ったと思ったので…。
なかなかあの当たりで帰ってくるのは難しいと思ったけれど、気持ちで勝ち取ったセーフだと思います」と今宮の神走塁をたたえた。
殊勲の逆転タイムリーを放った中村晃はシリーズ8打席目の初安打が値千金の一打となった。
お立ち台で「すごい声援を送ってくれたので絶対打てると思って打席に入りました。タイミングは厳しいと思ったけれど、
すばらしいスライディングでかいくぐってくれた(今宮)ケンタのおかげです。(リプレー検証は)逆転になれば勝利に近づくので祈るように待っていました」と語った。
これで2連勝し、敵地・横浜に乗り込む。工藤監督は「福岡に帰ってこれます」と話したが、
中村晃は「横浜で決められるように頑張ります」。言葉は違うが、どちらも2年ぶりの日本一奪回しか見えていない。
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10/29(日) 22:58配信