現在、家族全員フリーター」−。
2人の息子との日々を、親しみやすい文章と独自の視点でつづるブログ「お父さんの日記」が注目されている俳優の河相我聞(かあい・がもん)さん(42)。
あんまり好評だから書籍になって9月に宝島社(東京都千代田区)から出版された。
「癒やされる」「笑える」とこちらも評判だ。「父親としては完全にアウト。
でも、子供2人がおもしろい」と語る河相さんだが、ブログの行間から垣間見える、“ダメ親父”なりの人生哲学や教育観も人気の理由のようだ。
ブログでブレーク。でも、文章は苦手だった
河相さんが「かあいがもん」としてつづるブログ「お父さんの日記」。
注目のきっかけは、今年6月に掲載した「築50年の家(約10坪)をフルリフォームしたらいくらかかるか。」という投稿。
母親が所有する埼玉県内の一戸建てが空き家になっていることから、河相さんはリフォームを計画する。
偶然出会ったリフォーム業者とのやりとりをユーモアたっぷりに描写。
最終的にリフォーム後の空き家がどうなったのか、予想外の見事なオチまでついた内容だった。
漫画家の瀧波ユカリさんがツイッターで紹介して一気に拡散した。
それまで200程度だったブログへのアクセス数は一気に47万に増えた。
その後も、高校に進学したくない次男に対して、経験に基づいたアドバイスができるよう、
中卒の河相さんが高卒認定試験を目指す投稿など、ブログを更新する都度ネットニュースに取り上げられるようになっている。
「演者としての自分を出さずに、文章で世界観を作っていきたいと始めたのが『お父さんの日記』。
タイトルにはこだわらず、どこにでもありそうなものにしたかったんです」と振り返る。
文章は苦手。作文が苦痛な小学生だった。
「作文はテーマが決まっていたのが嫌でした。ブログは自由なテーマで縛りがない。
自分の気持ちを書けるのがよかったんです。語彙があまりないので簡単な言葉をつなぎあわせて書いています」
書籍化の話がきたときは「『マジかあ』って。書籍になんねえかなって思ってましたが、こんなに早くお話がきて驚きました」と素直に喜ぶ。
毎日がおもしろいことだらけ
シングルファーザーの河相さん。2人の息子とのできごとを書くことが多いが、「息子たちと話すとおもしろいことがほぼほぼ毎日あるんです。
『ねえ、これブログに書いてもいい?』って聞いて、OKだったらメモします。それに前後の話をつけることが多いですね」。
たとえば、「不思議な家族」という投稿。河相さんが仕事に行く前の子供たちとの会話が紹介される。
河相さんは、殺人犯の役を演じることがある。
●河相我聞(かあい・がもん) 1975年生まれ、埼玉県出身。10歳で児童劇団に入団。ドラマ「天までとどけ」でブレークし、アイドル的人気を誇った。「未成年」「みにくいアヒルの子」など数々のドラマや舞台で活躍している。
私生活では児童劇団時代に知り合った女性と2度結婚。その女性との間に2人の男の子を授かり、シングルファーザーとして子育てをしている。
http://news.livedoor.com/article/detail/13816729/
2017年10月29日 13時6分 産経新聞
2人の息子との日々を、親しみやすい文章と独自の視点でつづるブログ「お父さんの日記」が注目されている俳優の河相我聞(かあい・がもん)さん(42)。
あんまり好評だから書籍になって9月に宝島社(東京都千代田区)から出版された。
「癒やされる」「笑える」とこちらも評判だ。「父親としては完全にアウト。
でも、子供2人がおもしろい」と語る河相さんだが、ブログの行間から垣間見える、“ダメ親父”なりの人生哲学や教育観も人気の理由のようだ。
ブログでブレーク。でも、文章は苦手だった
河相さんが「かあいがもん」としてつづるブログ「お父さんの日記」。
注目のきっかけは、今年6月に掲載した「築50年の家(約10坪)をフルリフォームしたらいくらかかるか。」という投稿。
母親が所有する埼玉県内の一戸建てが空き家になっていることから、河相さんはリフォームを計画する。
偶然出会ったリフォーム業者とのやりとりをユーモアたっぷりに描写。
最終的にリフォーム後の空き家がどうなったのか、予想外の見事なオチまでついた内容だった。
漫画家の瀧波ユカリさんがツイッターで紹介して一気に拡散した。
それまで200程度だったブログへのアクセス数は一気に47万に増えた。
その後も、高校に進学したくない次男に対して、経験に基づいたアドバイスができるよう、
中卒の河相さんが高卒認定試験を目指す投稿など、ブログを更新する都度ネットニュースに取り上げられるようになっている。
「演者としての自分を出さずに、文章で世界観を作っていきたいと始めたのが『お父さんの日記』。
タイトルにはこだわらず、どこにでもありそうなものにしたかったんです」と振り返る。
文章は苦手。作文が苦痛な小学生だった。
「作文はテーマが決まっていたのが嫌でした。ブログは自由なテーマで縛りがない。
自分の気持ちを書けるのがよかったんです。語彙があまりないので簡単な言葉をつなぎあわせて書いています」
書籍化の話がきたときは「『マジかあ』って。書籍になんねえかなって思ってましたが、こんなに早くお話がきて驚きました」と素直に喜ぶ。
毎日がおもしろいことだらけ
シングルファーザーの河相さん。2人の息子とのできごとを書くことが多いが、「息子たちと話すとおもしろいことがほぼほぼ毎日あるんです。
『ねえ、これブログに書いてもいい?』って聞いて、OKだったらメモします。それに前後の話をつけることが多いですね」。
たとえば、「不思議な家族」という投稿。河相さんが仕事に行く前の子供たちとの会話が紹介される。
河相さんは、殺人犯の役を演じることがある。
●河相我聞(かあい・がもん) 1975年生まれ、埼玉県出身。10歳で児童劇団に入団。ドラマ「天までとどけ」でブレークし、アイドル的人気を誇った。「未成年」「みにくいアヒルの子」など数々のドラマや舞台で活躍している。
私生活では児童劇団時代に知り合った女性と2度結婚。その女性との間に2人の男の子を授かり、シングルファーザーとして子育てをしている。
http://news.livedoor.com/article/detail/13816729/
2017年10月29日 13時6分 産経新聞